フランスは古城が多いことで知られますが、その代表格はなんと言ってもロワール地方でしょう。しかし、荒城、ホテルに改装された城、個人所有の城と古城そのものであればその数の多さではブルゴーニュ地方がフランス一と言われます。これもまたブルゴーニュ大公の勢力の証か。
日曜日の朝ディジョン駅ロータリー発11時10分の郊外行きバスTRANSCOに乗る。ボーヌ市内を12時過ぎに経由して銘醸街道をボーヌ丘陵地帯沿いに南下して美しい古城のあるLa Roche Potに12時34分に着く。(月~土は12時15分発でボーヌ駅前のバス停を1時13分に通過,日曜日は駅前を通過せず)乗車時に片道料金8.50ユーロを払う際に「シャトー、ラ・ロッシュ・ポ」と強調する。バス停は城の入り口から500m程離れた所にあるので必ず麓前で降りよう。ここから坂を登り城までの道のりはちょっとした運動だから。
[173]ディジョン大公祭り
ディジョンにある商工会議所青年部のメンバー達が2004年にこの祭りを成功させたのをきっかけに実行委員会を協会として発足し今年も大成功しました。これはこの町の新しい祭りとして毎年7月の最初の週末に今後も継続されます。今年は何と1万人の観光客が来たとか。半年間に及ぶ準備に実行委員会のメンバーとして皆にぶらさがっていた私としてもこの数字には感無量です。2日間猛暑の中、中世の衣装を来てプログラム配りを私も頑張ったのだから。
この祭りは大公時代を偲ぶという事から「中世祭り」ではありますが、ここはブルゴーニュの首都ディジョン。中世をテーマにした講演会、吟遊詩人、踊り、鷲のパフォーマンス、中世の庭園はもちろんのこと。観光局主催のガイドツアーも当時の格好で大公時代からの建造物見学。資料館ではある日の大公お食事メニューの展示、なども。