[146]ちょっとジモティ

旅行先で地元住民、ジモティ体験をするならばやっぱり辞書片手に自分でお買い物をすること。この町の人がどんな物を買い、どんな物を飲み、どんな物を食べているのかを市場やスーパーで体験してみること。訪れた町にぐっと近親感が持てるようになります。日本では見かけない食材、日本ではもう流行おくれになっているような装飾品など驚きと爆笑の時間が持てます。
滞在期間が短い観光旅行でそれをするならばやはり宿泊先はキッチン付きのホテルにすべきかな。私も時々この手のホテルを利用しますが便利。私のような大食漢で大酒飲みは旅費の7割近くを食費が占める。だから滞在中にレストランなんかにばんばん行くとすぐ破産。なんせ行った先でその地のワインと名物食材を食べてみたいのが私。観光潰してもこれだけは必ずやって来る。
またレストランの場合、午後8時からじゃないと開いてない、一人で行くとあまり歓迎されない、予算やお腹の具合を考えてメイン一皿にグラスワイン1杯なんて注文だとちょっと嫌がられる所も少なくない。だから私は上記のようなホテルに宿泊し、市場やお惣菜屋で買った土地のものと土地のワイン、赤、白そしてそこのご名産チーズと時間をかけてゆっくりと味わう事を楽しみます。

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[142]バベルカフェ

最近ディジョンに面白いものが出来た。それはCafe Polyglotteカフェ・ポリグロット(マルチリンガルカフェ)。世界各国から留学生が集まる学園都市のディジョンに相応しく「外国語を話しながらお友達になりましょう」というもの。これはパリなどの大都市は既に盛んでそれが流れてきたというもの。私はこれを密かにバベルカフェと名付けています。
ここ、ディジョンにキャンパスを置くブルゴーニュ大学は昔から本科への留学生が多く、また大学の付属語学学校は各国の大学とも提携しているので様々な現役大学生がいます。キャンパスのはずれにある国際学生寮は外国人で溢れているけれどなかなかこれが語学学習には繋がらない。だって自分と似たり寄ったりのレベルの人との会話に制限されるから学ぶことに限度がある。また、大学の本科には英語を始めとして色々な言語の学科があり、日本語学科だってあるけれど本科の学生が履修する場はやはり限定されていました。そんな中、点在する語学学習者を集合させた場所がこれ。

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