[186]南ブルゴーニュの休日(3)

マコンへ行くにはパリからだと2つの方法があり。パリリヨン駅からリヨン方面へ行くTGVに乗りMacon Loche TGV駅で降りるか、ディジョンまでTGVで来てリヨン方面へ行く在来線でMacon Villeで降りる。主だった観光地はMacon Villeだから乗換えが面倒でもディジョン経由をお勧めします。前者と後者の駅はシャトルバス循環バスもないためタクシー利用となるからです。前者の駅は少し郊外にあり一見空港風です。
ディジョンからマコンまでは約1時間片道16.90ユーロの旅、日帰りも可能の距離。でも合えて民宿に宿泊。今回私が宿にしたお宅はマダムとお嬢さん二人と眠たそうな猫1匹の御宅。駅からタクシーでも10分程度、循環バスでも行ける閑静な住宅街。でも、これが一般の住宅?と言いたくなる位に広々とした敷地に驚き。シャワーもトイレもご家族と共同使用でホテルのような完全なプライバシーはないけれど、親戚の家にお邪魔する和やかさがある。

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[182]パレ・ル・モニアル

週末の小旅行に出かけた。土曜日の午後ディジョン発12時26分の列車に乗る。途中Monchanin(モンシャナン)でローカル線に乗り換え目的地 Paray le Monial(パレ・ル・モニアル)には午後2時38分に到着。ここは巡礼街道のひとつで駅からBasilique(聖堂)を目指して行けば徒歩15分位のところで、側には観光局もある。観光局では有料(1ユーロ)で9時から7時まで荷物を預かってくれる。貸し自転車もあるから夕方まで教会巡りとサントル運河沿いの散歩が楽しめる。
町中は巡礼街道とあってか儀式用品の店が多く、その中でも目を引くのが修道士の手工業品の店。一風なんじゃこりゃと思ったのが枕とマトリューシュカ。カトリックとこの2点がどうしても結びつかないのですが。またこの町はチョコレート屋が目立つ。チョコレートはペシェミニヨン(罪なき罪)だからか。宗教儀式にパンは不可欠なのに、町のパン屋のパンはぱさぱさして美味しくない。田舎だから味が洗練されてないのか、でも田舎だから小麦が新鮮なはずなのに。

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