[066]BIOワイン

ブルゴーニュワインの本拠地ボーヌで最近BIOワイン、つまり有機栽培ワインのフェアーが開かれたのは最もらしく、かつ画期的だった事だったのかもしれない。
シャンパーニュ、ブルゴーニュそして言うまでもなくボルドーなどは大掛かりな市場開拓せずとも知名度は既に高く世界中の注目を浴びている。高級品でも文句なしによく売れる。だからそれらに競合するのではなく、高級、有名産地とは違った方向で新たな地位を確立しようとしているのかロワール地方と南仏がこの BIOワインに掛ける情熱は今や頭角を著しつつ南ブルゴーニュはソーヌ・エ・ロワール県やアルザス地方でもでも取り組み出したとか。
以前フランスに2年以上滞在し、このBIOワインの買い付け先を模索していた日本人夫婦と親しくしていた事があります。今は日本に帰り日本のワインファンにこのBIOワインを紹介すべくその基盤を固める準備中。この二人から私はBIOワインの洗礼を受けその奥深さを教えてもらった。

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[065]ブルゴーニュ生活博物館

ディジョンに数ある博物館、資料館のなかでとても気に入っているのがミュゼ・ラ・ヴィ・ブルギニヨンと呼ばれる生活博物館。市の中心にあるけどあまり目立たない通りにあるのとディジョンのガイドブックでもきちんと紹介していないのであまり観光客には合いません。むしろ地元の小学生団体や博物館好きな人のお散歩コース化しているのかあまりディジョン人以外を見掛けません。
博物館の建物そのものはかつてシトー派修道院だったという事もありとても美しい回廊があります。中に入るとブルゴーニュ人の生活様式が分りやすくマネキンなどを使って昔の郷土衣装を展示しています。さすがブルゴーニュと思えるのは美食の地方だけあって昔の料理道具などの展示室があるところ。恐れ入りました、さすが、ディジョンと言いたくなるのはマスタード壷のコレクション展示室。市内にあるマスタード博物館の壷もおもしろいけれどこちらは更にそれを拡大した規模でさまざまなものが見れます。

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