[272]アウトレットツアー

この手の物には興味ないんですが、今の仕事の一つは現地発ツアーを扱う会社で、いつもこれを案内しているもののその実態を知らないので見学に行って見た。パリの日曜日はデパートやブティークはだいたい休みなのでショッピング好き、週日に観光のみでその時間が取れなかった人には悔しい日になる。暇を持て余す日にもなりかねない。だからアウトレットでも行ってみようか、という気になるのかもしれない。
ディズニーランドの近くにあるこれはパリからのバスツアーで行くとだいたい片道40分。午前10時15分発に出るから11時頃に到着。ウエルカムデスクで10%引きの割引回数券をもらい早速アタック。いやー、建物はディズニーランドのお土産屋みたいな可愛さ。
お店の数が多く、95件のブランドネームが揃っているというのが自慢らしい。ブランドによっては敷地内に2店舗もあったりするからその数は夥しいものでした。全部を見切れたわけではないのですが、でも安いというのは実感しました。確かに半額近くまで値引いているし、サイズも豊富にありました。
初めてのアウトレットで私が気に入ったのはカンペールの靴。ツアコンの友人がいつもこれを穿いていて足が疲れないと言っていたので興味はありました。入って穿いてびっくりしたのは、ちょっとヒールのある靴なんですが、ヒールの部分がシリコンなのでクッションが効いていて膝に負担が掛からないこと。私は足が悪いのでヒールはここ数年ほど穿いてないのですが、そこに釘付けになり2足買ってしまった。共に半額料金で。
洋服、カバン、食器、よりどりみどり、その次に私の目を引いたのはキッチン用具のお店。Lagostinaというお店。釘付けになって暫く離れられなかったのはミニ圧力鍋。1,2名の調理にはぴったりのこれ。今からの季節、ホワイトアスパラが美味しいのでこれがあると便利。私は玄米派なのでやっぱり圧力鍋で作るのが簡単で早いしおいしい。これでやっと南仏カマルグ産の玄米を食べれるぞ!
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カンペール
Lagostinaイタ飯レシピあり
夢路とみこ

[120]カンペール発日帰りの旅

ブルターニュ旅行の起点の一つにカンペールを選ぶのは賢い選択と思う。秘境、ケルト文化宝庫なのはブレストを起点に海岸沿へ。でも、可愛い田舎町を訪れたいのならやっぱりカンペールの方がよかんぺーるでしょう。
まずカンペール駅前から出発する郊外行きバスは豊富。ゴーギャンを始めとするポンタ・ヴァン派と呼ばれる芸術運動の舞台、ポンタ・ヴァンへのバスは Concarneauコンカルノーという港町で乗り換えして行きますが、この港町が素敵。バスから降りたら早速潮の香りと漁船が目の前に広がり、気分は演歌。南仏エイグ・モルトよりも小規模な城壁に囲まれた観光地です。月から土曜までなら駅発8時30分のバスに乗ると9時に到着、(日、祭日は別時間)ここから乗り次のポンタ・ヴェン行きは12時30分だからゆっくりと城壁内のお土産店を見たり、城壁を登れば港が一望出来てこれまた素晴らしい。ここには MOFのチョコレート職人の店があったり、カンペール焼きも充実。魚釣りが好きな人のためにはMusee de Pecher、漁師博物館もあります。

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