コート・デュ・ローヌのワインと聞くとお手頃ワインを想像します。投機目的で値段が吊り上げられたブルゴーニュやボルドーの一部のワインから比べると安価感のあるこの地方のワインは一番親しみ易いワインではないかしら。南仏の入り口とも言えるこの地方のワインはアルコール度も高くふくよかな印象を持ち、何の料理にも合うと言われます。だからこれは万能な供えあれば憂いなしワインです。
フランスのハウスワインとして出されることも多く、私もレストランで好みのワインが見つからない時はこれを注文。赤でも白でも失敗はないと思います。そんなお手頃で親近感のあるコート・デュ・ローヌでもシャトー・ヌフ・パプ級となると他の地方の銘醸ワインと同じ。このクラスにワインになるとここよりも日本の方が良いものが出まわっている気がします。だからこれについてはあえて紹介しなくても日本在住の皆さんの方が良くご存知でしょう。