[046]ニームの休日 その3

ニームには高級ホテルよりも安価ホテルの方が多いのか後者を良く見かけました。南仏はディジョンに比べ物価が安いけど私が宿泊した2つ星は立地条件も施設もほぼ満足なのに料金はディジョンのそれより半額ぐらい。古代競技場の前にあり徒歩の散策にも食事するにも便利なオテル・リステリア。唯一の不満はお風呂が小さい事。私のアパルトマンにはシャワーしかないのでホテルでお風呂に入ることをとても楽しみにしているのに。
ホテルの裏にあるマルシェ広場には女の一人旅でも気軽に入れるブラッスリーが数軒あり。大人社会が確立されているこのフランスで女ひとりレストランで食事するのは至難の業。こちらも躊躇いますが、レストラン側も躊躇ってる。でもブラッスリーならレストランと違い2人席も多いし、ノン・ストップで定食があるから助かる。この広場にあるLe Petit Nimois ル・プチ・ニモワで食べたカスレ・ド・ラ・メールは単純で自分でも作れそうだったけれどそのアイディアと味に感心しました。

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[045]ニームの休日 その2

世界遺産のポン・デュ・ガールはニーム駅の裏にあるバス停36番から。駅構内にバス案内所はあるものの良く閉まっているらしく36番乗り場の所にある時刻表で確認すべし。Remoulinsルムーラン行きで約40分位でした。私が乗ったのは土曜日で午前11時発、帰りは午後2時45分の一往復のみ。乗車する際にポン・デュ・ガールと言えば最寄りの停留所で声を掛けてくれたし、帰りの時間と乗る場所を教えてくれました。往復切符で9.20ユーロ。世界的な観光名所だからバス運転手さんも英語が通じる様です。
入り口から更に歩く事10分でやっとあの巨大な水道橋が目の前に広がります。カメラはパノラマ使用にして、レフならワイドアングルに設定すべし。紀元前にこれだけのものを作るとは何と過酷な作業だったんだろう。当時は高所恐怖症の人はいなかったのかな。これだけ高度な建築技術を持ちながら労働条件うんぬんと抗議し組合運動を起こさなかったのか、これまた不思議。

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