「カラオケ」はその言葉が日本語だと私の同僚は知らない程に近代の仏文化に浸透しとても人気のある余興です。綺麗なお姉さんとデュエットするのがオジサンの楽しみというのは日仏共通のようで。
そのせいでしょうか、ラジオや歌謡番組で聞く曲の中にデュエット曲が多いのは。しかし日本と大きく違うのは仏語と外国語に2ヶ国語歌詞があるという点。日本のようにTOEICスコアが就職に大ききく影響する最近のフランスではデュエット曲も仏英多し。その他の人気外国語はイタリア語らしく仏伊版もよく聞きます。ここまでなら私も仏語学習者として一つ覚えて素敵なあの人と歌ってみようかという気になりますが、英伊版まで来るとお手上げだ!
イタリアの人気歌手、エロス・ラマゾォティはフランスでもヒット曲が多い。私は歌詞が分らなくても彼の歌声に魅了されラジオに向かって絶叫する一人です。その彼が米国歌手のティナ・ターナーやシェールとデュエットしてこちらのヒットチャートに載りラジオでもよくかかります。しかしここまで来ると聞くのが精一杯でそれをマスターして憧れの君と一緒になんて夢のまた夢。