[182]パレ・ル・モニアル

週末の小旅行に出かけた。土曜日の午後ディジョン発12時26分の列車に乗る。途中Monchanin(モンシャナン)でローカル線に乗り換え目的地 Paray le Monial(パレ・ル・モニアル)には午後2時38分に到着。ここは巡礼街道のひとつで駅からBasilique(聖堂)を目指して行けば徒歩15分位のところで、側には観光局もある。観光局では有料(1ユーロ)で9時から7時まで荷物を預かってくれる。貸し自転車もあるから夕方まで教会巡りとサントル運河沿いの散歩が楽しめる。
町中は巡礼街道とあってか儀式用品の店が多く、その中でも目を引くのが修道士の手工業品の店。一風なんじゃこりゃと思ったのが枕とマトリューシュカ。カトリックとこの2点がどうしても結びつかないのですが。またこの町はチョコレート屋が目立つ。チョコレートはペシェミニヨン(罪なき罪)だからか。宗教儀式にパンは不可欠なのに、町のパン屋のパンはぱさぱさして美味しくない。田舎だから味が洗練されてないのか、でも田舎だから小麦が新鮮なはずなのに。

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[180]ようこそ日本へその7

昔からワインと日本酒が大好きでこれは底なしに飲むほう。けれど日本酒に関してはお店で飲むだけで家では専らワイン。ストックしているのもワインのみ。日本酒はおつまみがないと飲めないし、それを作るのも大変ですから。ワインならそれだけでガブガブ行ってしまう。
日本酒は海外でも普及していて、パリだったら地酒でも吟醸でも入手可能。でも、日本人のワイン知識に匹敵する程に日本酒の知識を持つ外国人には未だかつて会った事がない。悲しい事に私の知る外国人は大抵日本酒と老酒を混合している人が多い。日本酒の古酒となら分からないでもないけれど、でもがっかり。中華料理店では老酒を「酒」と呼んでいるところにも寄るのだろうけど、せめて中国産の酒と明記して欲しい。

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