あーあ、私の理想の生活は家に帰ったら「風呂!」「飯!」「寝る!」とマジックワードだけでポーン、ポーンと足も伸ばせる西洋風のバブルバスになって、食卓には私の好物に適温のワインが並んで、そしてホテルサイズのベッドで大の字になって眠ること。でも現実は、長時間お湯が持たないシャワーで、買い物篭に今日の食材を探し、直立不動の格好で眠る。我が家にはコメットさんもジニーもいない。ここはグルメの町、行きたいお店を上げたら両手の指じゃ納まらない。給料を考えたら週一でも通える所は片手の指でも余るくらい。そんな中、私のB級グルメ店はチェーンのセルフ、Flunch(フランチ)
[175]銘醸街道城巡り(4)
フランスは古城が多いことで知られますが、その代表格はなんと言ってもロワール地方でしょう。しかし、荒城、ホテルに改装された城、個人所有の城と古城そのものであればその数の多さではブルゴーニュ地方がフランス一と言われます。これもまたブルゴーニュ大公の勢力の証か。
日曜日の朝ディジョン駅ロータリー発11時10分の郊外行きバスTRANSCOに乗る。ボーヌ市内を12時過ぎに経由して銘醸街道をボーヌ丘陵地帯沿いに南下して美しい古城のあるLa Roche Potに12時34分に着く。(月~土は12時15分発でボーヌ駅前のバス停を1時13分に通過,日曜日は駅前を通過せず)乗車時に片道料金8.50ユーロを払う際に「シャトー、ラ・ロッシュ・ポ」と強調する。バス停は城の入り口から500m程離れた所にあるので必ず麓前で降りよう。ここから坂を登り城までの道のりはちょっとした運動だから。