[038]アルザスワイン街道 その2

サンティエールが開催されるシェールヴィラー村にも幾つかシャンブル・ドット(B&B)はあるけれど中々予約が取れません。だから私はこの村のすぐ隣にあるセレスタ町のホテル、それもロジ・ド・フランス加盟ホテルに泊まりました。このロジ・ド・フランスなるものはホテル内に美味しい郷土料理を出してくれるレストランがある協会です。味のレベルは煙突マークが示してくれます。最高店は煙突3本。1本でもかなり美味しいですよ。
私が泊まったホテル、ヴァイランは煙突1本。ホテルとしては3つ星。駅からも近いし田舎だから部屋が安くて広くて設備が良くてとありがたい。ここはデミ・ペンション(朝食、夕食付き宿泊)もあるので外に出て食事する元気がない人にはおあつらえ向き。レストランも宿泊客が中心だから地元の酔っ払いやスノッブもいなく、外国人女性の一人旅でも安心でした。
アルザスと言えばシュークルート(酢付けのキャベツの白ワイン煮)だけどやはりここではリースリングワインで作ったソースの魚料理を食べるべし。だってリースリングの本拠地、シェールヴィラー村はすぐ隣だし、シュークルートなら駅構内のビストロでも食べれる。地元産のワインのハーフボトルも充実してますよ。

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[025]オランダ その3

ドイツ、スイスからはユーロシティ、ベルギーを経由してフランスからタリス、そしてオランダ各地を行く在来線が忙しく出入りするアムスの駅は国際駅だけあってその構内には様々な売店とレストラン、カフェがあり乗り継ぎ時間の暇つぶしに困りません。駅の後ろは港、商業船もあれば観光船、ホテルバージさえも碇泊。
私の住むディジョンの駅は小さいので構内のキオスクを覗いても、カフェでお茶しても時間を持て余すばかり。でも、市内繁華街まで行くのにアムスのようにトラムやバスを利用する事無く駅前のロータリーを歩けば10分で行けるというのが我が愛すべき町、ディジョンの魅力でもあるのですが。
アムステルダム駅の2番線ホームは旅行者にとって重要な場所です。そこには観光局があり、地図からお土産品まで勢揃い。有料だけどトイレもあればシャワーもあります。お茶をするカフェやスピーディな食事のためのビュッフェレストラン、バーガーキングからエレガントな時間が過ごせるシックなレストランもあります。頼めば英語のメニューも出してくれます。

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