[174]ムルソー村「歩け歩け」

私が夏を感じ出すのは猛暑でもテラスカフェでもなく「白ワイン」が恋しくなりだしたら。普段は赤ワイン消費が多いのですが、夏はやっぱりロゼと白が倍増する。ブルゴーニュの白はシャブリが有名ですが、ちょっとお金に余裕があるときに手が出ちゃうのが「ムルソー」割り勘の時にこのワインを注文するにはやっぱり周囲の同意が必須な位にちょっと贅沢な1本。だからムルソー村で「グルメ歩け歩け大会」Rando Gourmandがあると数ヶ月前に知った時は歓喜の声をあげてすぐに予約。
今年で2回目の開催となったこの大会の参加者は僅か370名(他の大会はどこも1000名)そして参加者には地元民、地方人、国民そして近隣の外国人に混じって私たち2名の日本人。村役場の入り口には参加者出身国が掲示されていて2名でも堂々とJapon(日本)と書いてあり歓迎の意が嬉しかった。

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[173]ディジョン大公祭り

ディジョンにある商工会議所青年部のメンバー達が2004年にこの祭りを成功させたのをきっかけに実行委員会を協会として発足し今年も大成功しました。これはこの町の新しい祭りとして毎年7月の最初の週末に今後も継続されます。今年は何と1万人の観光客が来たとか。半年間に及ぶ準備に実行委員会のメンバーとして皆にぶらさがっていた私としてもこの数字には感無量です。2日間猛暑の中、中世の衣装を来てプログラム配りを私も頑張ったのだから。
この祭りは大公時代を偲ぶという事から「中世祭り」ではありますが、ここはブルゴーニュの首都ディジョン。中世をテーマにした講演会、吟遊詩人、踊り、鷲のパフォーマンス、中世の庭園はもちろんのこと。観光局主催のガイドツアーも当時の格好で大公時代からの建造物見学。資料館ではある日の大公お食事メニューの展示、なども。

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