[319]ロレーヌ地方バカラ観光

まずは、パリからこの町への道順から説明しましょう。パリ東駅Gared’Estからナンシー行きのTGVに乗ります。直行便があります。所要時間は90分程度。ナンシーからはローカル線のTERに乗り換えます。バスに揺られて30分、バカラの駅前に到着。乗る前にきちんと運転手さんに「バカラよ、バカラ」と念を押してたので到着したときには私の顔を見て、「バカラに到着したよ」と教えてくれました。バカラの駅は無人駅。周辺にも「おやじ競馬カフェ」が一軒あるのみ。寂しい場所なので一人旅の人は、バカラ行きはやっぱり午後からの方がいいかも。
駅を出て、「おやじ競馬カフェ」を左に取るとその前に1本道があり、遠くに教会が見えます。その教会は丘の上、バカラの隣町、Deneuoreにある教会です。そこに向かってまっすぐ歩くこと5分くらいで、バカラの町の入り口に入ります。入り口となるところは十字路となっていて、左側にあの有名なバカラの工場、美術館、ブティークがあります。道路を渡って右側に観光局があります。ここはそれ程有名な観光地ではないので、観光局も日曜日、祭日は閉まっているので地図が貰えない。観光局のサイトから事前に地図をプリントアウトすべきでした。
私のお勧めのバカラ散策プランは
パリ東駅発 午前7時12分、ナンシー着午前8時42分のTGVに乗る
ナンシーでバカラ行き、直行TERに乗りかえ、切符は事前購入をお勧め
ナンシー発 午後12時、バカラ着 午後1時
到着したらバカラの町のカフェでランチ、お勧めランチスポットはブログを参照してください、季節がよければ、モダン教会の反対側で、バカラ市長舎の裏にある公園のベンチでランチというのはどうでしょう。この公園、元バカラ市長の市に対する貢献を記して作られた公園で、世界中の珍しい木々とバラ園がご自慢のようです。
午後2時から3時 バカラのクリスタルで作られたシャンデリアのある教会見学。午後4時から5時半、バカラ美術館見学とブティークにてショッピング。その後ナンシー経由でパリ戻りもありですが、やはりナンシーにも泊まってロレーヌ地方をご堪能下さい。
こちらのサイトもご参考にどうぞ
http://blogs.yahoo.co.jp/beaucaillou7/54285589.html
夢路とみこ

[310]リヨン観光

リヨンには大きな駅が2つあり、新市街地に停まるLyonPardieuと LyonPerracheがあります。この二つの駅はTGVだとわずか5分、トラムでも繋いであるので移動には困りません。世界遺産のある旧市街に宿泊するなら後者の駅の付近に泊まることですね。リヨンは旧市街、新市街、中洲と3つの区域があります。それはソーヌ川とローヌ川の二つの川に挟まれていて、その中に中州があるのですが、それはパリのシテやサンルイ島にも似ています。この川の水の色が違うことはすでに104号で紹介しています。
リヨンは南仏の玄関だから年間を通して温暖なイメージを持ってましたが、3月下旬に行ったらミストラルがすごくて一緒に観光した日本からの私のお客様は「ミストラル初体験」をしてしまいました。
この町は行政的にはフランス第二の都市らしいのですが、でも電車、メトロ、トラム、バスそして自転車ととにかく公共の交通手段が発達しているので移動が簡単なせいか、それほど大きな都市、広いところというイメージはなく、歩きやすいというのが正直なところ。大都市東京から比べるとパリもリヨンもおしゃれなお庭みたいなもんです。
メトロ駅bellecourtで下車してベルクール広場にまずは行きましょう。ルイ14世の騎馬像がある広場です。この広場の中央に観光局があるので、まずここで市内の地図をもらい、そして公共の交通機関が乗り放題になるリヨンパスを購入しましょう。ここパスは1日券からあり、美術館等の割引があるなど使い方はパリのそれ、パリヴィジットとほぼ一緒ですから。季節が良いなら自転車を借りてリヨン市内、特に川沿いを走るのはとっても楽しいし、クロワルスの坂道を登るのはよい運動になるので自転車の借り方などの説明もこの観光局にてどうぞ。
この観光局はお土産も売っていて、これ結構便利ですよ。お買い物をする時間の節約になり、その分観光に当てれるし。観光局で売っているだけあってシルクでもそれなりの品質のものがあります。この広場の付近には2つ星から4つ星のホテルなどいろいろあり、とにかく便利です。まず地図をもらったらカフェで一息つくのはどうですか。
こちらもご参考にどうぞ
http://blogs.yahoo.co.jp/beaucaillou7/51157678.html
夢路とみこ