[002b]サイクルトレイン
地球環境にやさしい電車と自転車を有効に組み合わせた「サイクルトレイン」の運行が各地で始まっています。
排気ガス公害の元凶であるクルマ社会からの脱皮が叫ばれていますが、そこで見なおされているが昔からある電車。一度に大量の輸送ができ公害も少ない電車は新幹線の見なおしともに近年脚光を浴びています。
一方、同じく昔からなじみのある省エネ交通手段といえば自転車。これは健康にもよい。しかし、自転車は駅前の放置自転車や駐輪場の不足などで新たな公害を引き起こしました。
そこで、考えられたのがサイクルトレインです。自転車で駅まできたなら、そのまま電車にも乗ってもらおうと言う考えです。なんというグッドアイデア。まさに発想の転換。。考えた人は頭が良い。しかし自転車はかさばるし、課題はあの地獄的なラッシュをどうするかです。
福岡市営地下鉄で始まった「サイクルトレイン」は箱崎線の呉服町―貝塚駅間で実験的に始まったもの。地上からエレベーターで自転車を持ち込み、6両編成のうちの1車両を利用するもの。エレベーターのない駅では利用できません。
人類は本気で地球環境を考えなければならないときがきています。このシステム是非普及させていただきたいものです。