[052]血液型の話(1)

血液型といえばABOで分類される方式が有名です。ほかにも色々な判別方法がありますが、輸血の時に問題になる【凝集】を防ぐだけならABO式でほぼ十分。実際に病院などで輸血する際には実際に血液を混ぜて凝集するかどうか調べてから輸血します。たまに同じ血液型でも凝集する事があるからです。

そのほかの分類の仕方にRh方式があります。強く凝集するヒト血球をRh+(陽性)と呼び、ほとんど凝集しないのをRh-(陰性)と呼んでいる。陰性の女性が陽性の子供を妊娠した場合などに大きな問題となります。母胎のなかで凝集が起こってしまうからです。

陽性というのは抗体があるということです。抗体は抗原をやっつけます。A型の人はA型以外のものを受けつけないという抗体があります。O型には抗体はありません。AB型にはA型B型両方の抗原があります。したがって、O型の人は抗体がないのですべての血液型の人に輸血できますが、もらう時は抗原のないO型しか受けつけない。逆にAB型の人はすべての人からもらえるけどあげる時はAB型の人しかあげられないというわけです。

ちょっとややこしい?

つづく