[065]アウトソーシング

業務の一部を他社に委託することであり、外部委託と訳しています。

今の企業は、これからの厳しい社会を生き抜くために、その体質改善を求められており、企業の中でやるべきことは厳しく吟味される。しかし最近の情報システムの構築はコンピューター技術、通信技術、マルチメディア技術などが必要であり、自社の技術者だけでは追いつけないのが現状。

企業内でやるべきことは投資を、逆に外注したほうが経済的と判断されたときは外部に委託する。たとえば、メーカーがらみの小売店発注システムはメーカーと共同して構築されなければならず必然外部委託となるわけです。

またセコムなどに代表される防災システムも自社開発は大変なので外部委託する。ほかには物流関連業務(梱包、発送)から、経理、人事、営業などの業務にも及んでいる。

さらに利益に結び付かない間接部門を外部委託によって削減したり、専門業者の高度なノウハウ活用で競争力を強めることも狙う。使い方によっては大変便利なアウトソーシングである。