[194a]金閣

中学校の修学旅行といえば「京都・奈良」というのが定番だが、今年の調査によれば東京ディズニーランドがそれを抜いて修学旅行先のナンバーワンになったそうだ。

確かにディズニーランドは楽しいし、今年の夏には新しいアトラクションも登場するし行ってみたい気持ちはわかるが、なにも修学旅行で行くこたぁない、と思うのは私が古いから?

大徳寺には名物和尚がいて楽しい話を聞けるのだが、こういう体験は修学旅行ならではだと思う。ディズニーランドはいつでも行けるだろうに・・。ところで大徳寺の名物和尚は私が行った時にいた名物和尚と同一人物だろうか?同一人物だとしたら、相当のお年なハズだ。なにせ私が行ったのは30年も前だし。ということで、前置きが長くなってしまったが今日は、京都にある金閣寺のハナシ。

金閣寺は正しくは鹿苑寺金閣といい、足利三代将軍義満が1397年に西園寺家の別荘を譲り受け、その後に造られたもの。「鹿苑」とは義満の死後、法号である鹿苑院殿から鹿苑寺と名づけられた。

金閣はその名のとおり漆の上から純金が貼られており、頂上には鳳凰が輝いていてなんともゴージャス。時の足利将軍がいかに羽振りが良くまた力があったかよくわかる。

この金閣を良く見てみると、この建物が3階建てということに気がつく。絵葉書や写真でよく見る金閣は金箔のまばゆさもあって2階建てのイメージが強いが実は3階建てなのだ。

二層(2階)と三層(3階)は本物の純金が貼ってあるが、二層は武家造りといわれる建築様式であり潮音洞(ちょうおんどう)といわれる。三層は中国の仏殿造りで究竟頂(くっきょうちょう)といわれるものだ。金箔の張っていない一層は寝殿造りになっていて法水院といわれる。金閣は層によってその建築様式を変えている珍しい建物であるといえる。

なぜ、一層(1階)は金箔を貼られていないのか?これはやはり盗まれるからではないかと推測する。なにせ本物の純金だし。ちなみに現在でも金閣は建物に触るどころか近寄ることもできないという。本当かな?真偽の程をご存知の方はご一報を。