[263]食前食後

病院に行ってたくさん薬をもらってくる。最近では院外処方とかで隣接した薬局でもらうことも多くなりました。飲み間違いを防ぐ意味なのでしょう、この薬は何に効いて、いついつ飲んでください、と懇切丁寧に説明されます。間違えないように薬の写真が入っていることもあります。

薬には、食前に飲むもの、食後に飲むもの、食間に飲むもの、があります。それぞれ薬の効きによって飲むタイミングが違いますが、食後の薬だからといって、食事を抜いた場合に薬まで飲まないのはよくありません。薬を飲むのを食後に指定するのは、忘れない為もあります。したがって、食事が不規則でも大体6時間おいたら飲むようにすればまちがいありません。

ただ糖尿病の薬などは、食前をきっちり守らないと薬の効果が無いだけでなく重大な副作用が出る場合もあるので、処方はきっちり守りましょう。

よく食間とあって、食間だから食事中に薬を飲む人がいますが、食間とは食事と食事の間のことです。間違えないように。

ちなみにお酒の場合。ワインやビールなど度数の少ないものは食前に飲むことによって食欲を増進させ、料理を美味しくするメリットがあります。対して食後酒はイタリヤのグラッパなどの蒸留酒が多く、度数も45度以上と強いお酒が多いです。まーすきっ腹に強いお酒をグイッとやるのも酔えていいですけど、健康にはよくありませんね。