[313]メモリのハナシ
先日PCについて書いたところ異常に反響があり、もっとやってくれということなので、特に役に立つと思われるネタがありましたら随時紹介していきたいと思います。
ところで、その前回の記事に間違いがありました。300MHzを1秒間に300万回行ったり来たりする、と書きましたがこれは3億回の間違いです。同様に600MHzは1秒間に6億回と訂正させていただきます。
さて、今日は続きのメモリについてお話します。
皆さんのパソコンはメモリはどれくらい積んでいるでしょうか?Win98で動いているのでしたら64MBはほしいところです。できれば128MB。32MBでは少なすぎますし、かといって128MB以上は要りません。
メモリというのは、CPUが計算をする時の仕事場にあたります。仕事場は広いほうが色々なデータをおいておけるので計算が楽になり結果処理速度が速くなります。
パソコンの処理速度を速くするには、CPU自体の性能を上げることで解決しますがこれにはお金がかかります。その点、メモリを増設するのならそれほどお金はかかりません。もし上記のようにメモリがぎりぎりな場合は増設することをお薦めします。ただしメモリの拡張によって起動速度が速くなるということはあまり期待できません。しかしアプリケーション等のソフトやファイルを開くときの速さはぐんとアップすると思います。
増設にはパソコンのケースを開ける必要があり、ちょっと知識が必要ですが難しい作業ではありません。ちなみに、メモリというのはハードディスクのことではありません。メモリとはパソコンの中にあるマザーボードという基盤に刺さっています。
ハードディスクは磁気で記録された円盤を回し、物理的に記憶する装置ですが、メモリは電気的に記憶するので、回転させる必要が無く瞬時にアクセスできます。したがってハードディスクより速いです。しかし容量はハードディスクに比べ少ないです。
パソコンを連続して使っていますと、段々調子が悪くなりついに固まってしまうことがあります。メモリの増設したのにおかしいなーという状況です。これはリソース不足という症状で、メモリを増やしてもあまり解決にはなりません。固まってしまったら再起動するしかありませんが、普段からリソース不足にならないような使い方をしなければなりません。やたら色々なファイルを開かないようにするなどです。
では、リソースとは?ってきりがないですが、リソースとはプログラムを動かすときのプログラム以外に使うの資源ということで、そういうものだと理解していただきましょう。
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