[319]太らないための常識(体脂肪)
見かけ上太っていてもじつに健康であったりします。逆に痩せていても不健康だったりすることもありますね。肥満かどうかの基準は、体重や見かけ上のサイズでは判断できません。問題なのは身体全体に対して占める脂肪の割合。これを体脂肪率といいます。
成人女性の場合は平均体脂肪率は20~30%で、男性はこれより低くなっています。細っそりいる女性でも体脂肪率は結構高かったりするのは、体脂肪率が皮下脂肪だけでなく身体全体の脂肪を計測するからです。
皮下脂肪というのはその名のとおり、皮膚の下につく脂肪のこと。で、この皮下脂肪はあまり悪さをしないのでほっといてもよろしい。問題なのは内臓につく脂肪。これは成人病を引き起こす元となるので気をつけましょう。内臓に脂肪がついているかどうかを判断する目安となるのが体脂肪率であり、それを測るのに便利なのが体脂肪計です。
体脂肪計がない場合はウェストとヒップのサイズを測ってみましょう。ウェストの比率がヒップの80%を上回っていたら要注意です。例えばヒップ85cmの人はウェスト68cmまではOKです。ただしこの方法は女性のみにあてはまります。
体脂肪は消化器官の活発な夜間に形成されますので、夜にあまり食べると即脂肪になります。1日の食事の摂取量は昼までにとっておき、夜はなるべく軽くすますのが効果的。それでもお腹が空いたら・・・早めに寝てしまうことですな!
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