[703]男と女
新聞の折りこみチラシを見てふと思ったこと。男女雇用機会均等法が施行されて久しいですが、ローカルな情報誌の一面を飾るスナックホステスの募集広告。フロアレディ募集、素敵な貴女、コンパニオン募集・・・すべて女性のみを応募対象にしたもの。これは完全に違法行為。しかしこれに均等法をあてはめても違和感はあります。雇うほうだってホステスがほしいのに男に応募されても困りますねぇ。
病院にいくと今までは、看護婦さんでしたが最近は男女とも看護士と呼びます。服装も男女とも白のパンツスーツがまぶしい。白衣に帯帽、ナースサンダルが看護婦さんの定番でしたが、これも過去のものとなりそうです。スチュワーデスもフライトアテンダントと呼び名が変わりました。
職業を男女でその呼び名を変えるというのは必然から生まれたものでしょうしある意味では文化であるといえます。その職業を十羽一からげにしてしまうのもちょっと乱暴な気もいたします。これを男女差別といってしまったら、言語自体に女性名詞や男性名詞があるラテン系の言語なんかどうなってしまうのでしょう?男には男の天性の仕事、女には女しかできないこれまた天性の仕事があります。これらを無視して闇雲に男女区別をなくそうという動きにはちょっと懸念を禁じえないたまごやです。
さて、男女の身体的な特徴は、太古の昔、狩りをしていた時代のからの進化に関係があります。狩りをするため男性は筋力を重視した体になり、女性は男性が食糧を持ち帰るのを長期間待てるように飢え対策から脂肪を身につける必要がありました。女性が太りやすく、また長生きのなのはこういうことからもわかります。
女性の体は脂肪を体に溜めやすいように作られているため、脂肪を多めに取っても問題ありませんが、男性のほうは血管内にコレステロールが溜まりやすいため脂肪はあまりためすぎると困ります。男性のほうが心筋梗塞や脳梗塞になりやすいからです。
また、男女同じ行動をしたとすると、筋肉が多い男の体のほうが多くの酸素とエネルギーを必要とし、結果として生命の老化原因といわれる活性酸素の量も増やしてしまう。したがって男は女より短命という結果になるんですね。