アンコールワットの最大のイベントは中央祠堂第三回廊へ向かうときに登る階段です。この急勾配は半端ではなく、まるで登るのを拒否するかのように立ちはだかっています。下から見るとそうでもないですが、登っている途中下を見てはいけません。くらくらします。それでも皆上っていき、またけが人も出ないところを見ると、やはり不思議なパワーがあるのでしょうか。
中央祠堂へ向かう階段。(2006年4月8日撮影) |
高さはビルの3階くらいあり、そこにハシゴを掛けて登るという表現が当たっていると思います。一段の幅は20cmもなく、それでもって一段の高さは30cm以上。
唯一手すりのある階段は下り専用。手すりと言っても細い鉄棒が頼りなく埋め込んであるだけ。やはりくらくらするのは同じこと。(2006年4月8日撮影) |