[21]高さ制限

 

アンコールワット世界遺産|たまごや
プノンバケンより見下ろすアンコールワット。(2006年4月8日撮影)
アンコールワット世界遺産|ツーリストポリス
観光地に出没するツーリストポリスのバイク。排気量は125ccか。ツーリストポリスは外国人専用のポリスなので英語が通じる。(2006年4月8日撮影)
アンコールワット世界遺産|市民の足はバイク

市民が愛用するのはこういうバイク。これも125ccクラス。スズキのビバやホンダウェーブ、ドリームがほとんど。
(2006年4月8日撮影)

シェムリアップでの滞在はAグレードのヴィクトリアアンコールホテル。シェムリアップの中心に位置する便利なホテルです。世界遺産のアンコール遺跡群までクルマで約10分、オールドマーケットまでは徒歩で行けます。隣にお土産センターがあるのでお買いものには便利。このあたりのホテルやお土産センターは日本人スタッフもいます。

ところでアンコールワットはもともと神々を祀る場所。したがって、シェムリアップではアンコールワットより高い建物を建ててはいけないことになっています。町には高層ビルも高層ホテルもありません。ヴィクトリアアンコールホテルももちろん低層ホテルです。

シェムリアップで一番高級なホテルはラッフルズとソフテイルですが、諸外国では高層ホテルのこれらも、ここではエレガントな低層ホテルとなっています。もともと平原のジャングルですから、アンコールワット自体もそんなに標高は高くありませんが、この決め事のおかげでシェムリアップは素朴な景観を持つ都市になっているのかもしれません。

アンコールワットより高い建物はありませんが、それより高い遺跡はあります。夕日で名高いプノンパケンの丘からは、アンコールワットを下方に見ることができます。

[19]ヴィクトリアアンコールホテル(2)

 

ヴィクトリアアンコールホテルのプール|アンコールワット世界遺産
泊り客は自由に使えるヴィクトリアアンコールホテルのプール。(2006年4月8日撮影)
アンコールワット世界遺産|中庭から見たヴィクトリアアンコールホテル客室。とにかく静か。

中庭から見た客室。とにかく静か。(2006年4月9日撮影)
ホテル内での糸紡ぎの実演。素朴な味わいの綿製品がカンボジアの名産。|アンコールワット世界遺産
ホテル内での糸紡ぎの実演。素朴な味わいの綿製品がカンボジアの名産。(2006年4月9日撮影)

ヴィクトリアアンコールホテルは4階建てのフレンチコロニアル形式の格調高いホテルです。中央にはプールがあり、その周りには木々を配置し、静寂に包まれた閑静なホテルです。4月ともなると雨季が近い暑季ということで観光客はあまりいませんでしたが、スタッフのサービスは万全でした。

中央のプールはなぜか海水を使っているとのこと。ブルーの水面とバナナの木、パラソルとデッキが南国に来たな、と感じさせます。プールの使用料はもちろん無料です。タオル付き。

土産店もホテルに入っていますが、価格も高くなくリーズナブル。そして良いお土産になるようなものを選んで置いてあります。時間的余裕のない人は、ホテルの土産店で買って損はないと思います。カードもアメックス、JCB、VISA、MASTERCARDが使えます。

ホテルのレストランは、腕利きのコックが腕をふるう本格フランス料理の店「ル・ビストロ・デ・シェムリアップ」、「レスカール」、「レクスプロラチュール」など。フランス料理が多いのはフランスに長く統治されていたからです。