[35]アプサラの舞い

第一日目の観光は、早朝にアンコールワットでサンライズ、いったんホテルに帰って、午前中はアンコールトム観光、午後はアンコールワット、そしてプノンバケンでサンセット、というのが定番です。そして観光が終わると夕食が待っています。これも観光客向けのレストランがあり、そこでアプサラの踊りを見て一日が終わるというパターンです。
 


夕食のレストラン(KOULEN Restaurant)は舞台つきの屋外レストラン。客席には屋根がない。お決まりのアプサラダンスを堪能する。
(2006年4月8日撮影)

アプサラとは天女のこと。その天女が舞う踊りをアプサラダンス(アプサラの舞い)といいます。

アプサラの舞いは神への祈りとして捧げられたもので、その源流はインド文化にあるといわれますが、今の形となったのは9世紀ごろのカンボジアとされます。当時は宮廷舞踊として珍重され、アンコール遺跡のレリーフにもこの踊りを多く見ることができます。

アプサラの舞と同じような踊りはタイでも見ることができますが、これはカンボジアから輸入されたとか。カンボジア王国は15世紀にタイによって制圧されましたが、そのときに宮廷舞踊団もタイに連れて行かれ、アユタヤ朝の踊りとして定着しました。後にこの踊りがカンボジアに輸入され今日に至っています。つまりこの踊りはカンボジアが発祥。その後タイに渡ったというのが正解です。カンボジアの人々はタイに対する感情は微妙で、自分の方が「タイよりも先」「タイよりも上」という考えがあるようでこんな踊りのいわれにも、タイとカンボジアの確執の一面を見ることができます。

アプサラの舞いはシェムリアップのレストランで気軽に見られる踊りですが、数年前ポルポト時代にはあらゆるものが否定され、このアプサラの踊りも例外ではなく、先生や踊り子の多数が処刑されたという事実があります。ひどい時代を潜り抜けてきた伝統の踊り。しかし今、舞姫たちの表情にはそういう重さを微塵にも感じさせない優雅さと誇りが満ち溢れていました。


アプサラダンスを見ながらの食事はバイキング。焼き物などは人気で行列ができる。しかし見渡すとすいているところもあるので効率よくゲットしたい。写真はおそらく一番無難な「チャーハン」。ほっとするほどうまい
(2006年4月8日撮影)

[28]昼食-シェムリアップレストラン-

アンコールトムの観光は午前中で終わり、午後はアンコールワットの観光となりますが、昼食はシェムリアップレストランでお決まりのカンボジア料理をいただきます。ここでゆっくりして体力を回復しておき午後のアンコールワット観光に備えます。

カンボジア料理はタイ料理より辛くなく、安心して食べることができます。特に炒め物や焼きそばなどは中華料理のようで違和感なく食べられます。パッケージツアーのためお決まりの料理が出てきますので世話無し。ドリンクは好きなものをご自由にオーダーします。

カンボジア料理でおススメはやはりアモック。そしてカボチャプリンです。グリーンペッパーの炒め物もピリッとして暑いカンボジアの夏には元気の元。食事の後はホテルに戻って午睡タイム。暑いカンボジアの昼はみなお休みなのです。
 

アンコールワット世界遺産 アンコールワット世界遺産

昼食はシェムリアップレストラン。


豚肉とニンジンの炒め物。素朴な味わい
アンコールワット世界遺産 アンコールワット世界遺産

海老とグリーンペッパー(胡椒)の炒め物。ピリッと美味しい。

こちらは焼きそば。というよりそば入り野菜炒め。
アンコールワット世界遺産 アンコールワット世界遺産

空芯菜の炒め物。空芯菜は最近日本でもおなじみとなりました。

これぞカンボジアチキンカレー。まったりと甘くそして辛い。
アンコールワット世界遺産 アンコールワット世界遺産

カンボジアでは定番のアモック。これは魚のアモック。美味しい。

骨付きのグリルドチキン。つまりはヤキトリです。付け合せはタクアンではなくパインです。
アンコールワット世界遺産 アンコールワット世界遺産

デザートにはカボチャのプリン。これが一番美味しかったりして。

蓮茶もサービス。ただし、水やビールは有料。しかも水とビールはほぼ同じ値段。

撮影はすべて2006年4月8日(日)。
 

[18]ヴィクトリアアンコールホテルの朝食

 

緑の中の静かなたたずまい、ヴィクトリアアンコールホテル正面|アンコールワット世界遺産


緑の中の静かなたたずまい、ヴィクトリアアンコールホテル正面。(2006年4月8日撮影)
ホテルの朝食ビュッフェ|アンコールワット世界遺産

ホテルの朝食ビュッフェ。グレードの高い料理が並ぶ。特にフルーツがうまい。(2006年4月8日撮影)
アンコールワット世界遺産
旅行で疲れた胃にもやさしいおかゆもあります。(2006年4月8日撮影)

今回のツアーではホテルに金をかけました。通常のツアーですとおそらくCグレードホテルとなると思いますが、ここはAグレードを奮発。もちろんその上もありまして、それはLグレードとなります。

シェムリアップは国際観光都市なのでCグレードでも心配はないと思いますが、快適で安心な滞在を堪能するにはやはりいいホテルを選びたいものです。最高級とされるLグレードホテルならばラッフルズグランド ホテル ダンコールでしょう。それと双璧なのがソフィテル ロイヤル アンコールです。

ヴィクトリアアンコールホテルはAグレードですが遜色はありません。フロントは英語が通じますし、日本語の通じるスタッフもいます。ホテルでの両替もOK。

特に感激したのが朝食の美味しさです。国際色豊かな観光客にも満足のいく料理と味、バラエティです。カンボジア料理というには欧州コンチネンタルな感じもしますが、何を食べてもハズレなしという安心感はすばらしい。ぜひヴィクトリアアンコールホテルに滞在してみてください。ビュッフェタイプなので自分にあった料理が好きなだけ選べます。