象のテラスから見るプラサット・スゥル・プラット。左奥は北クリアン。(2006年4月8日撮影) |
出入り口に木枠が使われている。 綱渡りの塔といわれるが、じつは用途不明のプラサット・スゥル・プラット。(2006年4月8日撮影) |
目の前を通り過ぎていくトラックに乗った現地の人々。どこに行くのでしょうか?(2006年4月8日撮影) |
象のテラス・ライ王のテラスの前に広がる広場に点在する遺跡がプラサット・スゥル・プラットです。
プラサット・スゥル・プラットは「綱渡りの塔」と呼ばれています。王宮に集まった人に綱渡りを見せたとのことですが、真偽は定かではありません。プラサット・スゥル・プラットは12個の塔で構成されていて、ちょうど「象のテラス」からは正面に見えます。左右6個の塔
はレンガ積み木をを積み重ねたようなもので、ちょっと曲がって建っていたりします。修復中とのことですが、全部バラバラにして積みなおしたほうが早いのではないでしょうか。左右6個ずつの塔の間には勝利への門に続く道路が作られています。
プラサット・スゥル・プラットの後ろには、クリアンという遺跡がありますが、用途はよくわかっていません。象のテラスから見て、左側は北クリアン。右が南クリアンです。遺跡の材質は、北クリアンのほうは赤いラテライトで作られており、南クリアンは砂岩で作られている。北クリアンのほうが年代も古いようです。