[29]午後はアンコールワット観光


再び西の塔門からアンコールワットに入る。朝は雨でしたが午後は晴れて暑い。
(2006年4月8日撮影)

昼食を済ませると一旦ホテルに帰り休憩。4月とはいえ暑季のカンボジアの暑さは半端ではありません。午睡を兼ねて2時間ほど休憩です。せかせかした日本人は休みなく観光をしたいところですが、ガイドさんをはじめ働く人がお休みなのでそれに合わせるしかありません。
 

門の前には必ずいるナーガ。蛇の神様で行く手を阻むように佇む。
ナーガはインドの宗教に広く取り入れられた蛇神で、猛毒があり俊敏なことで恐れられ、また脱皮を繰り返す不死のシンボルとしてあがめられてきました。
(2006年4月8日撮影)

朝のサンライズ観光は雨に祟られましたが、昼はカラッと晴れてうだるような暑さ。軽装に日よけは欠かせません。あと水分補給に水のペットボトルは必ず持参します。JTBのツアーでは買わなくても車の中に用意されていますので飲み放題。紙オシボリ用意されています。こちらの紙オシボリはちょっと香料が入っていて、こんなところでもなんとなくエキゾチックな気分になれます。

[17]西参道よりサンライズ

 

アンコールワット世界遺産|たまごや


西塔門前の参道は日本の上智大学の協力を得て片方づつ修復中。忠実に復元するところが日本流。(2006年4月8日撮影)
アンコールワット世界遺産|たまごや

ホテルのそこかしこに生けられている蓮の花。外側の花びらを折りたたんで作る芸術品。(2006年4月8日撮影)

あいにくの雨模様でしたが、めげずにアンコールワットへ向かいます。傘をさしながら暗い参道を歩くのもまたおつなもの。うっすら明るくなってくるに従い、重厚な塔が見え出す。

参道の左右にある経堂はお経を納める図書館のようなもの。中に入ると魔物が出そうで、まるでドラクエの世界に踏み込んだよう。この経堂で書物を読むと経験値が上がるに違いないのです。

参道の正面にはアンコールワットの中央塔が見えますが、朝日は拝めませんでした。春分や秋分には、塔の頂点から朝日が昇るとのこと。計算して作られています。

残念ながら今日は朝日は見られませんでした。見物はほぼ一時間ほどでホテルに戻り、朝食となります。朝食後、8時20分にホテルのロビーに集合。アンコールトム観光となります。

[16]アンコールワット入場券

 

アンコールワット世界遺産|未明のアンコールワット西塔門より|たまごや


西塔門から見る未明のアンコールワット中央塔。あいにくの雨模様。(2006年4月8日撮影)
アンコールワット世界遺産|西参道脇の経堂|たまごや


西参道両脇にある荘厳なつくりの経堂。右端の柱など白く見えるのは修復されたもの。フランスの協力によりコンクリートで修復されている。修復痕が新しすぎて
せっかくの世界遺産の面目丸つぶれ。(2006年4月8日撮影)

カンボジアのアンコールワットにツアーで行く人は、到着翌日はアンコールワット観光のオプショナルツアーを申し込む人がほとんどだと思います。アンコールワットとアンコールトムの観光スポットをほとんど網羅していますので初めての人は必ず申し込みましょう。

ツアーの初日は、アンコールワットの西参道から入って、アンコールワット中央塔から登るサンライズを見るのが定番。朝暗いうちからホテルのロビーで集合、ガイドさんがクルマで案内してくれます。

夕べからあいにくの雨で当日朝も雨模様。しかしサンライズツアーは中止にならず、雨でも西門へ向かいます。このときに、アンコールワットの入場パスを買います。一日券は20ドルで写真は要りませんが、二日券以上のパスには写真が必要です。現地でも撮ってくれますが、できれば日本から持参したほうがいいでしょう。

なお、アンコールワット以外の遺跡でもこのパス券を必要とします。私らは明日はバンテアイスレイに行くので、この場は一日券にしてしまったのですが、バンテアイスレイに行く時にも同じパス券が必要なのです。このことはガイドさんも教えてくれませんでした。アンコールワットに滞在するときは、その期間中をカバーするパス券を買っておきましょう。
1日20ドル、3日40ドル、1週間60ドルです。顔写真が必要です。