[04]両替

リエル紙幣に使われているバイヨンの遺跡を説明するガイドのチュンさん|アンコールワット世界遺産|たまごや

1000リエル紙幣の図柄に使われているバイヨンの遺跡を説明するJTB現地ガイドのチュンさん

カンボジアの通貨はリエルですがどこでもUSドルが使えますので、ドルを持っていれば大丈夫です。円からドルへの換金はシェムリアップのホテルでもできますが換金率はあまりよくありませんので、成田で換金しておくことをお勧めします。ホテルや観光客相手の高級レストランなどはクレジットカードが使えますが、街中の市場などでの買い物はドルが必要です。

ホテルのチップやタクシーなどもほとんど1ドル以内なので、ドル紙幣は1ドルをたくさん換えておいたほうがいいでしょう。お釣りはリエルできますが、リエルをドルに換えることはほとんど不可能です。最終的に残ってしまったらお土産に持って帰るか、ホテルの募金箱に寄付してしまいましょう。ちなみに1リエルは約0.03円。1ドルは約4,000リエルです。(2006年4月現在)

なお、カンボジア出国の際に一人25ドルの空港使用税を払う場面がありますのでそのときにも人数分のドルを残しておきましょう。

[03]ビザが必要

ホテルの部屋にあったウェルカムフルーツ「龍眼」|たまごや
ホテルの部屋にはウェルカムフルーツが

カンボジアはビザが必要な国です。事前にカンボジア大使館に申し込みます。申し込んでから1週間たたずに届きますので、それほどあわてなくても大丈夫です。ビザはシェムリアップの空港でも取得可能ですが、万一受け付けてなかったり、トラブルで審査が通らなかったら入国できません。ビザは事前に取得することをお勧めします。現地でとる場合は顔写真をお忘れなく。

届いたビザにと一緒に出入国カードと税関申告書が同封されています。これはサービスらしい。通常はフライト中に配られますが、慣れないと書き方がわからないので出発までによく調べて書き込んでおきましょう。例文が付いていますのでそれに基づいて書けば大丈夫です。

税関申告書は、入国の際に持ち込む現金や高額品を書き込むのですが、ノートパソコンやビデオなどは申告が要るようです。デジカメは申告不要です。今回東芝の新製品ムービーカメラを持ち込んだのですが「これは何か?」と聞かれ「デジタルカメラ」と答えて事なきを得ましたがちょっとドキドキしました。空港や税関ではカメラはしまっておいたほうがよさそうです。

成田からベトナム経由でカンボジア行きですが、出入国カードはカンボジアへの入国として書きます。トランジットの場合ベトナムの出入国カードは不要です。

[02]ツアーを決める

ベトナム航空VN951便でホーチミンへ向かう|たまごや東南アジア、特にカンボジアの場合失礼ながら後進国であり、初めての訪問であり、まず衛生状態や治安も不安なので、ツアーはしっかりしたところを選ぶのが先決。となるとやはりJTBのLOOKになるでしょう。JTBのデスクは世界各国に有り現地でのサポートには定評があるからです。

申し込んだツアーはマイセレクトシェムリアッププラスホーチミン5.成田午前発、ホーチミン経由、シェムリアップ行き、カンボジア3日、最終日はベトナムホーチミン一泊の5日間の旅。インターネットでの申し込みです。カンボジアには直行便がないため一旦ホーチミン(もしくはハノイ)でトランジット。乗り換えてシェムリアップへ向かいます。

この時期カンボジアの季節は暑季。旅行に向く季節は雨季が終わる11月から2月までが気温も低く好適季であることを後になって知りました。一年で一番暑い季節に訪問したことになります。これは恐らく窓口で申込みをすれば係員が教えてくれたのではないかと思います。訪問地の季節をよく吟味してツアーを決定することをお勧めいたします。

なお、旅行会社のツアーに限りほとんど危険はありませんが、アンコールワット周辺にはまだまだ地雷が埋まっているとされ、プノンペンやタイなどへの陸路・水路はまだ武装集団がいるとされています。くれぐれも無茶な単独行動は控えるようにしてください。