[19]ヴィクトリアアンコールホテル(2)

 

ヴィクトリアアンコールホテルのプール|アンコールワット世界遺産
泊り客は自由に使えるヴィクトリアアンコールホテルのプール。(2006年4月8日撮影)
アンコールワット世界遺産|中庭から見たヴィクトリアアンコールホテル客室。とにかく静か。

中庭から見た客室。とにかく静か。(2006年4月9日撮影)
ホテル内での糸紡ぎの実演。素朴な味わいの綿製品がカンボジアの名産。|アンコールワット世界遺産
ホテル内での糸紡ぎの実演。素朴な味わいの綿製品がカンボジアの名産。(2006年4月9日撮影)

ヴィクトリアアンコールホテルは4階建てのフレンチコロニアル形式の格調高いホテルです。中央にはプールがあり、その周りには木々を配置し、静寂に包まれた閑静なホテルです。4月ともなると雨季が近い暑季ということで観光客はあまりいませんでしたが、スタッフのサービスは万全でした。

中央のプールはなぜか海水を使っているとのこと。ブルーの水面とバナナの木、パラソルとデッキが南国に来たな、と感じさせます。プールの使用料はもちろん無料です。タオル付き。

土産店もホテルに入っていますが、価格も高くなくリーズナブル。そして良いお土産になるようなものを選んで置いてあります。時間的余裕のない人は、ホテルの土産店で買って損はないと思います。カードもアメックス、JCB、VISA、MASTERCARDが使えます。

ホテルのレストランは、腕利きのコックが腕をふるう本格フランス料理の店「ル・ビストロ・デ・シェムリアップ」、「レスカール」、「レクスプロラチュール」など。フランス料理が多いのはフランスに長く統治されていたからです。

[18]ヴィクトリアアンコールホテルの朝食

 

緑の中の静かなたたずまい、ヴィクトリアアンコールホテル正面|アンコールワット世界遺産


緑の中の静かなたたずまい、ヴィクトリアアンコールホテル正面。(2006年4月8日撮影)
ホテルの朝食ビュッフェ|アンコールワット世界遺産

ホテルの朝食ビュッフェ。グレードの高い料理が並ぶ。特にフルーツがうまい。(2006年4月8日撮影)
アンコールワット世界遺産
旅行で疲れた胃にもやさしいおかゆもあります。(2006年4月8日撮影)

今回のツアーではホテルに金をかけました。通常のツアーですとおそらくCグレードホテルとなると思いますが、ここはAグレードを奮発。もちろんその上もありまして、それはLグレードとなります。

シェムリアップは国際観光都市なのでCグレードでも心配はないと思いますが、快適で安心な滞在を堪能するにはやはりいいホテルを選びたいものです。最高級とされるLグレードホテルならばラッフルズグランド ホテル ダンコールでしょう。それと双璧なのがソフィテル ロイヤル アンコールです。

ヴィクトリアアンコールホテルはAグレードですが遜色はありません。フロントは英語が通じますし、日本語の通じるスタッフもいます。ホテルでの両替もOK。

特に感激したのが朝食の美味しさです。国際色豊かな観光客にも満足のいく料理と味、バラエティです。カンボジア料理というには欧州コンチネンタルな感じもしますが、何を食べてもハズレなしという安心感はすばらしい。ぜひヴィクトリアアンコールホテルに滞在してみてください。ビュッフェタイプなので自分にあった料理が好きなだけ選べます。

[17]西参道よりサンライズ

 

アンコールワット世界遺産|たまごや


西塔門前の参道は日本の上智大学の協力を得て片方づつ修復中。忠実に復元するところが日本流。(2006年4月8日撮影)
アンコールワット世界遺産|たまごや

ホテルのそこかしこに生けられている蓮の花。外側の花びらを折りたたんで作る芸術品。(2006年4月8日撮影)

あいにくの雨模様でしたが、めげずにアンコールワットへ向かいます。傘をさしながら暗い参道を歩くのもまたおつなもの。うっすら明るくなってくるに従い、重厚な塔が見え出す。

参道の左右にある経堂はお経を納める図書館のようなもの。中に入ると魔物が出そうで、まるでドラクエの世界に踏み込んだよう。この経堂で書物を読むと経験値が上がるに違いないのです。

参道の正面にはアンコールワットの中央塔が見えますが、朝日は拝めませんでした。春分や秋分には、塔の頂点から朝日が昇るとのこと。計算して作られています。

残念ながら今日は朝日は見られませんでした。見物はほぼ一時間ほどでホテルに戻り、朝食となります。朝食後、8時20分にホテルのロビーに集合。アンコールトム観光となります。