[10]トランジット

ベトナムホーチミン上空|アンコールワット世界遺産|たまごや
ベトナムホーチミン上空。まもなくタンソンニャット空港へ着陸。
成田より6時間のフライトですが時差が2時間あるので現地時間は14:30.(2006年4月7日撮影)

楽しい海外旅行ですが、入国手続きと出国手続きは気を抜いてはいけません。官吏に怪しいヤツと思われたら、別室に連れて行かれる恐れもあります。入国審査の場所をカメラで撮影するのもご法度です。「ナニヤッテンダコイツ?」という目で見られます。おとなしく、余計なことを言わず、さっさと手続きを進めましょう。

空港のカウンターで乗り継ぎ(トランジット)の手続きです。出入国カードとパスポート、搭乗券などまとめて出します。必要なもの意外はその場で返されますので、とりあえず全部出します。

ベトナムホーチミンのタンソンニャット空港では、トランジットカウンターで手続きをした後、トランジットイミグレーションのカウンターでも手続きします。乗客が多いときには手間取るので注意。乗り継ぎ便の時間を気にしましょう。

今回は、シェムリアップ行きの乗り換え乗客は私たちだけと知り、少しあわてました。搭乗口まで走りましたが、何とか間に合いました。胸にLAST
Minutesのステッカーをべたり張られましたが、これは「最終便の客」という意味だったのですね。係員が目ざとく見つけて誘導してくれました。あぶない、あぶない。

[09]機内食

VN951機内食|アンコールワット世界遺産|たまごや
目鯛と海老のパンソテー・マルセイユ風トマトとサフランのクリームソースかけ。(2006年4月7日
撮影)
VN951機内食|アンコールワット世界遺産|たまごや


角切り鶏モモ肉のソテーハニーソースかけ、ご飯、ブロッコリー、ヤングコーン(2006年4月7日撮影)

海外ツアーの楽しみの一つとして機内食があげられるでしょう。各航空会社がお国の自慢料理に腕を振るいます。今回はベトナム航空なのでどんなベトナム料理が出るのかと思いきや、角切り鶏モモ肉のソテーもしくは目鯛と海老のパンソテーマルセイユ風トマトとサフランのクリームソースかけ。
思いっきりフランス風が出てきました。ベトナムはフランスによる統治が長かったのでフランス料理がお得意なのです。これも納得かな、と。と。

機内食の量と質は満足いけるものです。成田発のせいか、味も日本人にあわせてちょっと濃い目。卵麺など、そばつゆをかけて食べる素麺などもありました。
デザートもまったりとしたティラミス。ごちそうさまでした。

ちなみに食後のベトナム茶ですが、これはハス茶とのこと。ベトナムではハス茶のことを普通の「お茶」というようです。

[08]いざ出発

成田にて出発を待つボーイング777-200|アンコールワット世界遺産|たまごや


便名はVN951。成田にて出発を待つボーイング777-200。
これに乗ってベトナムはタンソンニャット国際空港へ旅立つ(2006年4月7日
撮影)

成田のカウンターに午前8時半の集合なので、出発は午前6時半。成田のUSAパーキングに予約を入れておきます。5日間で3000円は電車賃より安くおススメです。駐車場からは送迎バスが頻繁に発車。当日は金曜日ということもありちょうどラッシュの時間。渋滞に巻き込まれましたが、なんとか時間に間に合いました。

日本での服装は夏服に冬物を羽織るという感じ。現地は夏といっても虫除け日除けのため長ズボンです。また宗教の戒律も厳しいので、タンクトップや短パンなどあまり肌を露出するような服装は避けたほうが無難です。

出国手続きは、旅行会社のカウンターを経て、搭乗機の会社のカウンターで搭乗手続き。ここでも時間を食いますので余裕を持って手続きに臨みましょう。出国審査手続きも気を抜かずに通過します。

さて、いよいよベトナム航空の飛行機に乗り込みます。便名はVN951。機体はボーイング777?200。ジャンボ(747)よりやや静かな印象ですが、エコノミークラスのためスペースはミニマム。今回はホーチミンまで約6時間ほどのフライトですがそれ以上の長時間はきついでしょう。

午前発ということで、すぐにドリンクサービス、そして昼食メニューが配られ、まもなくランチタイムです。