[05]貴重品の所持

アンコールワットでの夜明けを見物|アンコールワット世界遺産|たまごや


ツアーの初日はアンコールワットでサンライズを見物。しかしあいにくの雨。雨季ではないものの4月は雨が多くなってくる。(2006年4月8日撮影)

パスポートは命の次に必要なもの。よく言われますが海外ではまさにその通り。しかし、腹巻に入れたり、ウェストバッグに入れていつも身に付けておくというのはちょっと考えものです。

タクシーに乗ったら見知らぬところに連れて行かれ、刃物で脅された場合にはパスポートも現金も持っていたら出さなければなりません。今では、パスポートや現金は、ホテルのシークレットボックスか部屋の金庫に入れておくのが安全とされます。多額の現金やパスポートは絶対に持ち歩かないこと。
ただし、強盗にあった時に無一文だと殺傷される恐れもあるので、強盗に渡すために10ドルくらい持つというのが現地駐在員の知恵とのこと。

また部屋の金庫に入れておいても100%安全ではありませんので、パスポートについてはコピーを持ち歩きましょう。コピーは2枚とっておき、一枚は持ち歩き用、もう一枚は留守宅用にしておくといいでしょう。

[04]両替

リエル紙幣に使われているバイヨンの遺跡を説明するガイドのチュンさん|アンコールワット世界遺産|たまごや

1000リエル紙幣の図柄に使われているバイヨンの遺跡を説明するJTB現地ガイドのチュンさん

カンボジアの通貨はリエルですがどこでもUSドルが使えますので、ドルを持っていれば大丈夫です。円からドルへの換金はシェムリアップのホテルでもできますが換金率はあまりよくありませんので、成田で換金しておくことをお勧めします。ホテルや観光客相手の高級レストランなどはクレジットカードが使えますが、街中の市場などでの買い物はドルが必要です。

ホテルのチップやタクシーなどもほとんど1ドル以内なので、ドル紙幣は1ドルをたくさん換えておいたほうがいいでしょう。お釣りはリエルできますが、リエルをドルに換えることはほとんど不可能です。最終的に残ってしまったらお土産に持って帰るか、ホテルの募金箱に寄付してしまいましょう。ちなみに1リエルは約0.03円。1ドルは約4,000リエルです。(2006年4月現在)

なお、カンボジア出国の際に一人25ドルの空港使用税を払う場面がありますのでそのときにも人数分のドルを残しておきましょう。

[03]ビザが必要

ホテルの部屋にあったウェルカムフルーツ「龍眼」|たまごや
ホテルの部屋にはウェルカムフルーツが

カンボジアはビザが必要な国です。事前にカンボジア大使館に申し込みます。申し込んでから1週間たたずに届きますので、それほどあわてなくても大丈夫です。ビザはシェムリアップの空港でも取得可能ですが、万一受け付けてなかったり、トラブルで審査が通らなかったら入国できません。ビザは事前に取得することをお勧めします。現地でとる場合は顔写真をお忘れなく。

届いたビザにと一緒に出入国カードと税関申告書が同封されています。これはサービスらしい。通常はフライト中に配られますが、慣れないと書き方がわからないので出発までによく調べて書き込んでおきましょう。例文が付いていますのでそれに基づいて書けば大丈夫です。

税関申告書は、入国の際に持ち込む現金や高額品を書き込むのですが、ノートパソコンやビデオなどは申告が要るようです。デジカメは申告不要です。今回東芝の新製品ムービーカメラを持ち込んだのですが「これは何か?」と聞かれ「デジタルカメラ」と答えて事なきを得ましたがちょっとドキドキしました。空港や税関ではカメラはしまっておいたほうがよさそうです。

成田からベトナム経由でカンボジア行きですが、出入国カードはカンボジアへの入国として書きます。トランジットの場合ベトナムの出入国カードは不要です。