[02]ツアーを決める

ベトナム航空VN951便でホーチミンへ向かう|たまごや東南アジア、特にカンボジアの場合失礼ながら後進国であり、初めての訪問であり、まず衛生状態や治安も不安なので、ツアーはしっかりしたところを選ぶのが先決。となるとやはりJTBのLOOKになるでしょう。JTBのデスクは世界各国に有り現地でのサポートには定評があるからです。

申し込んだツアーはマイセレクトシェムリアッププラスホーチミン5.成田午前発、ホーチミン経由、シェムリアップ行き、カンボジア3日、最終日はベトナムホーチミン一泊の5日間の旅。インターネットでの申し込みです。カンボジアには直行便がないため一旦ホーチミン(もしくはハノイ)でトランジット。乗り換えてシェムリアップへ向かいます。

この時期カンボジアの季節は暑季。旅行に向く季節は雨季が終わる11月から2月までが気温も低く好適季であることを後になって知りました。一年で一番暑い季節に訪問したことになります。これは恐らく窓口で申込みをすれば係員が教えてくれたのではないかと思います。訪問地の季節をよく吟味してツアーを決定することをお勧めいたします。

なお、旅行会社のツアーに限りほとんど危険はありませんが、アンコールワット周辺にはまだまだ地雷が埋まっているとされ、プノンペンやタイなどへの陸路・水路はまだ武装集団がいるとされています。くれぐれも無茶な単独行動は控えるようにしてください。

[01]カンボジア~アンコールワット訪問~

アンコールワット世界遺産|たまごや世界遺産を極めたくなり、まずどこにしようかと検討。NHKの番組によれば一番人気はペルーのマチュピチュとのことでしたが、いかんせんちょっと遠い。そこでまずはアジアが誇る世界遺産アンコールワットからスタートすることにしました。

そもそも世界遺産とは1972年ユネスコ総会で採択された「世界遺産条約」に基き「世界遺産リスト」に登録された自然や文化のことをいいます。「地球にある素晴らしい自然や文化を世界規模で守っていこう」とする文化活動で、特に消滅や崩壊の危機に瀕する自然や文化財を守り、未来に引き継いでいこうとする目的を持っています。

アンコールワットはカンボジアの中心にある遺跡で、今から約900年ほど前にスリヤバルマン2世(1131~1150)によって建立されたものです。周囲1.5kmと1.3kmの長方形で濠で囲まれており、寺院の高さは65m。「アンコール」の意味は「都市」、「ワット」は「寺院」、つまりお寺の都市という意味です。

昔はタイ、カンボジア、ベトナム、ラオスを含んだ一大帝国があり、これをアンコール帝国といいました。強大な勢力を誇ったクメール人が作った帝国ですが、まもなく滅びてしまいます。その後密林に埋もれた遺跡が発見されその素晴らしさゆえ保存修復作業が行なわれ、1992年世界遺産に登録されました。

[MAP]カンボジア地図

カンボジア|アンコールワット|世界遺産|地図

カンボジア王国はアセアン諸国の中央に位置する南国です。首都はプノンペンですが観光立国のためアンコールワットのあるシェムリアップが多くの観光客が訪れ国際的です。人口は約1,100万人。東京とほぼ同じ人口となっています。