最近の新聞で目についた記事は「OECDの統計で、日本の4年制大学卒の女性の比率が加盟国内で最低」というものでした。OECD加盟国は欧米およびオーストラリア、ニュージーランドのいわゆる主たる白人国家とアジアからは日本、韓国、トルコの計30ヶ国です。高校への進学率は93%と加盟国トップです。また、25- 34歳の男性の大学卒業資格所持率33%もトップ、一方女性は14%でOECD平均を大きく下回るという統計が出ています。
ところが、短大を含めた大学レベルの教育と言う視点になると逆転して男性が45%、女性が47%という数値になります。つまり、男性は4年生大学に行くか、行かないかという選択、女性は4年生大学よりも短大へ行く人が多い、この傾向は私が大学教育を受けた約30年前と何ら変わっていません。
30年前は、クリスマスケーキの法則、25歳までに結婚しないと売れ残りという時代でしたし、結婚後も仕事を続ける人はきわめて少なかったので、 4年生大学卒は就労年数が短いということで就職口がほとんどありませんでした。また、女性の学歴が高すぎると結婚相手が制限される、という当時の社会環境による影響も多かったでしょう。