[000]ブルゴーニュ通信局スタート

30代に入ってから「このままで良いのかな、いつ解雇されるか分らない派遣の仕事をしながら悶々と暮らしていいのかな」と思っていました。旅行もグルメもワインも大好き、行きたいのはフランス、でも、いつどうやって。。。と考えにふけながら4年たったある日、某英字新聞の「ビジネスインターン募集」の記事を目にしてから7ヶ月後、到着したのがここフランスはブルゴーニュ地方。派遣先がディジョンにある企業と言われ早速フランスのガイドブックを数冊購入。
ディジョンってどんな町だろう、どんな生活が始まるのだろうとわくわく期待してページをめくったら、どのガイドもディジョンは1,2ページ、ブルゴーニュ全体でも10ページにも満たない。しかし来てみたら、ここはロマネコンティやクロ・ド・ヴージョなどの高級ワインの畑が並ぶ銘醸街道がすぐ側で、名物はマスタードだけじゃございません。ブルゴーニュは大自然とその恵みがもたらすグルメの数々、そしてそれを世界に広めるミッシュラン星つきシェフから地元の人でいつも賑わうビストロなどが幾つもある魅力溢れる地方です。


ディジョンはパリリヨン駅からTGVで90分、日帰りだって可能です。ここにはドゴール空港との直行TGVもあり2時間ぐらいです。空港とディジョン駅には一往復だけ直行TGVがあります。空港発のディジョン行きは午後 7時過ぎ、ディジョン発の空港行きは午前6時過ぎ。それ以外はやはりパリリヨン駅を経由した方が無難でしょう。ブルゴーニュワインをいち早く飲みたい、我慢出来ないという方にはエールフランス機がディジョン郊外10キロ先の町、LONVICまでのフライトがあります。ここの空港はお隣がフランス空軍の軍事空港なので軍関係のヘリや飛行機が碇泊しています。仏版トップガンはこの基地で訓練を受けているようです。好奇心とお金に余裕のある人はパリーディジョン間を飛行機で移動するのも楽しいかもしれませんね。ブルゴーニュのシンボル、エスカルゴ(カタツムリ)のようにのんびりとお気楽に旅をという方にはやはり TGVまたはローカル線(6時間以上かかります)でブルゴーニュの玄関、ディジョンまでどうぞ。フランス国鉄のサイト*で電車のスケジュールを確認して快適な旅のプランニングをどうぞ。
フランス国鉄のサイト:http://www.sncf.com最初のページに仏、英、独、西の国旗マークがありその国旗をクリックするとその言語で掲載されます。日本人観光客がこれほど多いフランスですが残念ながら日の丸はないですね。
ではBon Voyage!
夢路とみこ

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