[018]旅行準備に役立つ図書館

今回の帰国目的は休暇半分の仕事半分でした。私の仕事は会社の商品である滞在型遊覧船、「ホテルバージ」のパッケージ旅行を販売することです。これは一般の旅行者ではなく、主に旅行会社に卸しています。ですから、旅行会社をその気にさせるためには商品知識のひとつであるフランスの観光地をしっかりと把握する必要があります。
ディジョンの本屋では英語で書かれたガイドブックだってほとんどないのですから日本語なんて皆無です。帰国中に観光資料収集のため走りまわっていたら役立つ図書館2件とフランス専門の書店を発見。ほぼ1週間通いました。どうして2年前、ディジョンに来る前にここを知らなかっただろうか。知ってたら今頃は仕事でもフランス語学習でもこれほど苦労しなかったのに。。。。。


東京駅そばにある「旅の図書館」は旅行に関する本や政府観光局の資料及び外国語で書かれている外国そして日本についてのガイドブックが勢ぞろい。日本人の私が利用しても、外国人で日本や外国を旅行する人にも使える図書館。貸出しは出来ませんがコピーが取れます。またパリの日本人向け機関紙、「オブニー」も無料で配布しているのでフランス旅行の準備にはぴったりです。この図書館には私が愛用しているディジョンの地図、Folderxもあるのでこれを閲覧すれば私がこれまで掲載してきたお店の住所などが分りますよ。
表参道にある「国連大学」に「図書館」があるという事は最近知りました。そこで「過酷な世界の天使たち」という写真集を見ましたが、世界中に存在する子供兵士、幼児買春、貧困であえぐ子供たちなどなど胸を衝かれるような気になりました。どの国を旅行するにしても訪れる先の光と影の部分を事前に知っておくという事は大事な事かもしれません。
2年もディジョンの語学学校に通うのに仏語で商業文書を書くのにヒーヒー言う自分が情けなく、「アキレス腱」である「仏文法」を何とかしたいと思った先に見つけたのが飯田橋にある書店、「欧明社」でした。フランスに関する本なら語学、観光、料理などが仏語でも勢揃い。特に注目したのは地方都市の地図の豊かさでした。ガイド本を読むにあたり地図があると本当に便利。
私達は旅行する時に事前にガイド本は購入しますが地図は現地に着いてからと考えがちですが、やはり出発前に地図を見ながら旅行計画を立てると効率的です。
旅の図書館のサイト: http://library.jtb.or.jp/
国連大学のサイト: http://www.unu.edu/hq/japanese
欧明社:03-3262-7276
夢路とみこ