ドゴール空港からパリリヨン駅まで来た貴方はTGVの出発時間までぶらりぶらりとお散歩ですか?ちょっとリッチに過ごすならやっぱりアガサクリスティーのミステリー小説のタイトルにもなったレストラン「トラン・ブルー(ブルートレイン)」。
駅構内の2階にありますよ。最近ではリュック・ベンソン監督作「ニキータ」で激しい銃撃戦のシーンの舞台がここでしたよね。このレストランでディナーとなるときちんと正装しなければならないし、ランチだって予約が必要です。でも朝7時からやっている朝食は予約なしでも入れます。優雅なモーニングを味わいたい方は「トラン・ブルー」でどうぞ。
美食はブルゴーニュに着くまで我慢、でもお腹がすいたという方はTGV内にあるブッフェでどうぞ。イギリス風サンドイッチ(三角サンド)はパックものですが結構いけますよ。TGVのブッフェを担当するワゴンリーという会社が車内グルメに力を入れ出したようです。宣伝も以前よりずっと美味しそうな写真を起用しているし味もまんざらじゃない。パリリヨン駅?ディジョン駅までの90分、TGVのブッフェの味を楽しむのも旅の醍醐味?
日本の場合、地方都市だって駅前には「駅前商店街」なんかあってかなり賑やかなのですが、フランスの場合、駅から市の中心地に行くまでちょっと歩く事がよくあります。それでもディジョン駅は地方都市の駅だから少しは活気があります。