[060]日仏ショックな事

今年も同僚を伴って2週間程帰国した。外国人と一緒に帰国するのは面白くもあり疲れる。外国人は私達日本人を表現する時にすぐ「カメラでパチパチ何でも撮りたがる」と言うし、こちらで観る映画やドラマの中でもそこを強調する。でも私の同伴者達は日本に来るとパチパチ何でも撮りたがる。
日本人は比較的に順応性が高い国民だと思う。食事だって和食のみならず、中華や洋食はもとよりエスニックだってへっちゃら。旅が長くなると箸安めが欲しい、パリのオペラ座界隈でラーメン一杯なんてのもあるけれど、私の同伴者は箸安めが多すぎる。
折角久々に帰国しているのに毎日喫茶店でトーストやハンバーガー、魚は嫌いと朝から牛丼やラーメンだったり、悲しい。しかし、一緒にいて面白いと思う事は日本について改めて学習出来る事。それまで何とも思ってなかった事に気付かされた。何で日本は自転車が舗道を走っているの?自転車に乗っている人は通行人を平気で押し倒すの?失礼とかごめんなさいとか言わないの?と質問を受けた時にはっとした。

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[059]鷲ノ巣村めぐり その3

エズの村に行く方法をガイド本では国鉄の駅前からニーチェの道があるからと紹介されていますが、この道は登りよりも下るのに利用した方が絶対に言いと実際に歩いて思いました。行きはバスに乗って絶壁ルートを何度もハラハラしながら登って下さい。村に到着しても中心地に行くまでまた更に15分位石段を登るし、村の中はとにかく階段だらけです。
エズはアクセサリーなどの装飾品の村、そういうアトリエやブティークが密集していました。どれもオリジナル作品で日本では見かけないような大胆さがありお値段も手頃でした。ここはこれまで行った鷲ノ巣村とはちょっと違って高級シャトーホテルなんかもありかなりのリゾートぶりを感じさせました。
村の中には熱帯植物園と称するサボテン園がありました。こんな高いところ、それも砂漠でもない岩山にサボテンが生えるのかと感心したり、エズの雰囲気とサボテンのミスマッチが良い。砂漠でないのでサボテンの側に寄ってもガラガラ蛇は出ません。ご安心を。

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