[006]マスタード博物館-ディジョン名物と言えばマスタード

ディジョンの名物と言えばすぐ浮かぶのがマスタード。これは日本人にとってのお醤油と同じで食卓には欠かせない調味料の一つ。彼のブルゴーニュ大公はこれが大変お気に入りで大宴会には必ず使っていた様ですが、各地か来たお客様へのお土産に一樽のマスタードを贈ったという逸話もある位です。
マスタードはディジョンの名物だからMOUTARDE DE DIJONとラベルに書けるものはディジョンとその近郊で製造された物のみ。でも、ディジョン市内にはもうマスタード工場はなく、その殆どが近郊の町です。最も有名で日本進出も果たしているのがAMORA-MAILLE。ギャルリーラファエットの側にあるこの店の本店はウィンドーを覗くだけでも楽しい。スペインのマジョルカ島で焼かれ手書きのイラストが美しい壷は高いけど恰好のお土産品。昔はマスタード行商人がいて人々はマイポットで買いに来ていたそう。

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[005]ディジョンで朝食を

フランスの朝ゴハンはイメージからするとクロワッサンやパン・オウ・ショコラにカフェオーレ。しかしパン屋さんで美味しいクロワッサンなどの菓子パン1、2個買うのとスーパーで10枚きり食パンを買うのとほぼ同じ値段です。一般のフランス人でこんな贅沢な朝食を毎日取る人は私の周囲にもいません。昨日の夕飯の残りのバゲットやスーパーの食パンなんてのがもっともらしい。
3つ星以上のホテルならこれに卵料理やソーセージ、ベーコン、それからコーンフレークも数種類などの米国式朝食ブッフェが多いようです。バゲットを縦半割にして表面にバターその上にジャムを塗る、tartineという食べ方はこちらに来て知りました。これに慣れるまで固いバゲットをかじりすぎていつもアゴが痛かった。フランス人のアゴは肉食とこの朝食で鍛えられているのかと納得。

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