ディジョンにある商工会議所青年部のメンバー達が2004年にこの祭りを成功させたのをきっかけに実行委員会を協会として発足し今年も大成功しました。これはこの町の新しい祭りとして毎年7月の最初の週末に今後も継続されます。今年は何と1万人の観光客が来たとか。半年間に及ぶ準備に実行委員会のメンバーとして皆にぶらさがっていた私としてもこの数字には感無量です。2日間猛暑の中、中世の衣装を来てプログラム配りを私も頑張ったのだから。
この祭りは大公時代を偲ぶという事から「中世祭り」ではありますが、ここはブルゴーニュの首都ディジョン。中世をテーマにした講演会、吟遊詩人、踊り、鷲のパフォーマンス、中世の庭園はもちろんのこと。観光局主催のガイドツアーも当時の格好で大公時代からの建造物見学。資料館ではある日の大公お食事メニューの展示、なども。
[171]星の男が愛した名品
ブルゴーニュの偉大なる星が本当に星になって早くも2年が経つ。しかし残された人たちは彼の信念を貫き、彼の作った伝統の味を受け継ぎ、彼の伝説を守っているようです。その輝きは今も色あせない。私の周辺でも彼のファンとそうでない人は二手に分かれるけど、私には漲るようなエネルギーと欲のない努力家の姿が消えない。残念ながら私の安月給では彼の店に足蹴に通えない。昔のボス達は彼と親しく会話が出来るくらいに常連だったけど。
ロワゾーさんにはもう会えないけど、ロワゾーさんを身近に感ずることはお店に行けなくても出来る。だってブルゴーニュは彼が愛した地方で彼に望まれた食材があり、私の安月給でもなんとかなる。あとはこれをロワゾーさんレベルに調理してくれる人を探すだけ!この地方での生活必需品、料理人の友人!