週末の小旅行に出かけた。土曜日の午後ディジョン発12時26分の列車に乗る。途中Monchanin(モンシャナン)でローカル線に乗り換え目的地 Paray le Monial(パレ・ル・モニアル)には午後2時38分に到着。ここは巡礼街道のひとつで駅からBasilique(聖堂)を目指して行けば徒歩15分位のところで、側には観光局もある。観光局では有料(1ユーロ)で9時から7時まで荷物を預かってくれる。貸し自転車もあるから夕方まで教会巡りとサントル運河沿いの散歩が楽しめる。
町中は巡礼街道とあってか儀式用品の店が多く、その中でも目を引くのが修道士の手工業品の店。一風なんじゃこりゃと思ったのが枕とマトリューシュカ。カトリックとこの2点がどうしても結びつかないのですが。またこの町はチョコレート屋が目立つ。チョコレートはペシェミニヨン(罪なき罪)だからか。宗教儀式にパンは不可欠なのに、町のパン屋のパンはぱさぱさして美味しくない。田舎だから味が洗練されてないのか、でも田舎だから小麦が新鮮なはずなのに。
[181]銘醸街道城巡り(5)
フランスには古城がいっぱいあって、現在も城として城主が住んでいるものもあれば、カーブを一般公開するシャトーワイナリー、美術館やゴルフ場やヘリポートがついているホテルに改築されているものもあるけれど、古城をリセ(高校)に改築したお城ってそうそうあるかしら。ブルゴーニュにはある。普段は高校として使用しているから一般公開されるのは夏休みである7月中旬から8月中旬までのみ。城ファンはこの機会を狙ってディジョンまで起こし下さい、貴方の知らない「古城見学」が出来ますから。そのシャトー、ステファン・リエジェアール・ド・ブロション城は銘醸街道沿い、ブロアション村の中央、畑の中でバス停のそばにあるので便利。