[040]ディジョンのマルシェ

毎週火曜日、木曜日、金曜日そして土曜日はディジョンで大きな朝市が立ちます。市が立つと言ってもディジョンはいちおうにも都市ですから屋内マーケットです。19世紀の産業革命の影響を受けブルゴーニュで最初に建築された鉄筋建築物というのが自慢らしい。でも内容も自慢出来ます。ここはブルゴーニュ人の胃袋そのものです。
私は自称グルメ、周囲に言わせると「くいしんぼう」という事でこのマルシェが大好きです。スーパーから比べると割高ですが近くの村で栽培された新鮮な野菜やそれぞれのお肉屋さんの味が良く出ているお惣菜が好きで良く買います。お惣菜は100グラム単位から買えます。知り合いが日本から訪ねて来たら必ず観光案内にここを選ぶし、また一緒に買い物をして我が家で昼間から一杯というのはいつものお決まり。

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[028]プロヴァンス その2

アヴィニヨンの魅力はそこに住んでいる人でないと上手く語れません。行く度に新しい発見があり書いても書いても沸き起こる感動のため数ある選択肢の中からこれぞというものをご紹介。
この町がフランスにおけるバチカンでありカトリック教徒の総本山である事から様々な宗教文化が生まれ、慣習が育まれて来た話しはパレ・ド・パープに行くと分ります。日本語のオーディオガイドを片手に正味一時間の自由見学を楽しみテラスからの絶景を楽しんで下さい。パレのお土産コーナーにはワインの有料試飲コーナーがあるので是非お試しあれ。
パレの横脇から続く坂道を登れば中央に噴水のあるカフェテラスがあり、人ごみを離れて一息つくなら快適な場所です。カフェの側には小さいながらにもプロバンスハーブのミニミニガーデンがあります。ここから眺めるローヌ川は素晴らしく、童謡「アヴィニヨンの橋の上で」のサン・ベネ橋もここからなら見えます。
毎週火曜日ならうちの会社の船、プロバンス号が停泊しています。船首にシェフとエスカルゴのロゴマーク入り社旗とECの旗がある船がそれです。これからの観光シーズンもしかしたら私が乗船している事もあるかもしれません。大声で日本語をまくし立てるクルーがいたらきっと私でしょう。

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