[171]星の男が愛した名品

ブルゴーニュの偉大なる星が本当に星になって早くも2年が経つ。しかし残された人たちは彼の信念を貫き、彼の作った伝統の味を受け継ぎ、彼の伝説を守っているようです。その輝きは今も色あせない。私の周辺でも彼のファンとそうでない人は二手に分かれるけど、私には漲るようなエネルギーと欲のない努力家の姿が消えない。残念ながら私の安月給では彼の店に足蹴に通えない。昔のボス達は彼と親しく会話が出来るくらいに常連だったけど。
ロワゾーさんにはもう会えないけど、ロワゾーさんを身近に感ずることはお店に行けなくても出来る。だってブルゴーニュは彼が愛した地方で彼に望まれた食材があり、私の安月給でもなんとかなる。あとはこれをロワゾーさんレベルに調理してくれる人を探すだけ!この地方での生活必需品、料理人の友人!

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[146]ちょっとジモティ

旅行先で地元住民、ジモティ体験をするならばやっぱり辞書片手に自分でお買い物をすること。この町の人がどんな物を買い、どんな物を飲み、どんな物を食べているのかを市場やスーパーで体験してみること。訪れた町にぐっと近親感が持てるようになります。日本では見かけない食材、日本ではもう流行おくれになっているような装飾品など驚きと爆笑の時間が持てます。
滞在期間が短い観光旅行でそれをするならばやはり宿泊先はキッチン付きのホテルにすべきかな。私も時々この手のホテルを利用しますが便利。私のような大食漢で大酒飲みは旅費の7割近くを食費が占める。だから滞在中にレストランなんかにばんばん行くとすぐ破産。なんせ行った先でその地のワインと名物食材を食べてみたいのが私。観光潰してもこれだけは必ずやって来る。
またレストランの場合、午後8時からじゃないと開いてない、一人で行くとあまり歓迎されない、予算やお腹の具合を考えてメイン一皿にグラスワイン1杯なんて注文だとちょっと嫌がられる所も少なくない。だから私は上記のようなホテルに宿泊し、市場やお惣菜屋で買った土地のものと土地のワイン、赤、白そしてそこのご名産チーズと時間をかけてゆっくりと味わう事を楽しみます。

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