ディジョンに数ある博物館、資料館のなかでとても気に入っているのがミュゼ・ラ・ヴィ・ブルギニヨンと呼ばれる生活博物館。市の中心にあるけどあまり目立たない通りにあるのとディジョンのガイドブックでもきちんと紹介していないのであまり観光客には合いません。むしろ地元の小学生団体や博物館好きな人のお散歩コース化しているのかあまりディジョン人以外を見掛けません。
博物館の建物そのものはかつてシトー派修道院だったという事もありとても美しい回廊があります。中に入るとブルゴーニュ人の生活様式が分りやすくマネキンなどを使って昔の郷土衣装を展示しています。さすがブルゴーニュと思えるのは美食の地方だけあって昔の料理道具などの展示室があるところ。恐れ入りました、さすが、ディジョンと言いたくなるのはマスタード壷のコレクション展示室。市内にあるマスタード博物館の壷もおもしろいけれどこちらは更にそれを拡大した規模でさまざまなものが見れます。