[141]7-ELEVEN
セブンイレブンといえばコンビニの代名詞といわれるくらい日本では有名。イトーヨーカドーがアメリカのセブンイレブンのマニュアルを三億円で買取り、それを元に始めたのが20数年前。今では本業のスーパーを追い越し、ヨーカドーのメイン部門にまで成長し、その進行を留めることができないくらい勢いがいい。近来まれに見るヒットでしょう。
先日、日本のイトーヨーカドーが米国セブンイレブンに出資するという記事があった。アメリカで生まれたコンビニエンスストアは日本で発展して、とうとう親を超える存在になってしまったということでしょうか。いやこういう例はこれが初めてではない。マクドナルドもアメリカのマックより日本のマックの方が元気がいい。ちなみにハワイのマックは日本マクドナルドの店だったりする。
アメリカではコンビニは元気がない。というのも、アメリカではコンビニのありがたみがあまり認められないから。どこに買い物に行くにもクルマを使うので、選択肢が少なく値段も高いコンビニにわざわざ行く必要がない。それよりも24時間営業のスーパーに行くほうがよっぽど賢い。ハンバーガーもコンビニで買うよりマクドナルドやバーガーキングの方が安いらしい。
ということで、生まれ故郷のアメリカでは衰退の一途をたどっているコンビニなのであります。