[353]コーヒー

2013年5月18日

<美味しいコーヒーは安全である!!>なぜか?は↓

コーヒーの豆はほとんどが輸入です。コーヒーや紅茶のような食品は洗うことができませんからできるだけ無農薬で育てられたものを選びたいものです。しかし輸入食品には必ず検疫という関門があり、ここで病原菌や害虫などが見つかると猛毒ガスで燻蒸しなければなりません。そんなコーヒーなんか飲みたくありませんよね。

コーヒー豆の産地は以前はブラジルが有名でしたが、今ではインドネシアやマレーシアなど色々なところから輸入されています。需要の大きい国は無農薬(オーガニック)に趣向が移行しているので、産地でもそれに準じた栽培方法がとられています。

コーヒーの豆とはいえ農産物ですから、収穫されたものすべてが優秀なものとは限りません。収穫後すぐは枝や不良品などが混ざっています。それを選別し規格品になります。しかし、中には安物買いの業者がいて、不良品が混ざっているものを承知で買う場合があります。そういった輸入品は検疫で引っかかることが多く、当然燻蒸処理されます。生産段階では無農薬でも、日本に陸揚げされる時に農薬がかけられることがある。そういった事実を知らなければなりません。

無農薬で育てられ大事に選別されたコーヒーはそれなりに高価です。名のとおったメーカー品であれば問題なく、またコーヒー専門店から買う場合も信用のある店ならば、大丈夫でしょう。

無農薬で栽培され丁寧に焙煎されたコーヒーはおいしいとされますので、おいしいコーヒーを提供している店なら安心というわけです。

最近ではコーヒーショップも自前の農園を持ってこだわりの豆を栽培しているところもあるようです。おいしいかどうかはわかりませんが、無農薬にこだわった店主の意気込みが感じられますね。