[443]スパム
昨日の日曜日は幕張のカルフールに行ってきました。オープン当時はフランスのスーパーなのに肝心のフランスの製品が置いていないというのでかなりの不評を買いましたが、その点もかなり改善されたようで、日曜ということもありかなり混雑していました。
その食料品売場で見つけたのが、アメリカ製のランチョンミートの缶詰です。これがあの有名な迷惑メールの代名詞「スパム」の語源となったホーメル社の缶詰か~、というわけで一つ買ってきてしまいました。
こちらが頼んだ覚えもないのに送られてくるダイレクトメールや宣伝メールをスパムといいますが、これはテレビ「モンティパイソン」の番組の中で「スパム、スパム」と叫び続けたことが、何を言っても無駄という意味でコントに使われたのが始まりとなっています。
通常はこのようなスラングとして商標を使われた場合、普通の企業なら嫌がるものですが、このスパム缶を作っているホーメル社は太っ腹ですね。スパムメールを公認し、かえって商品を宣伝するのに逆利用してしまったという訳です。ただし、製品のスパムは「SPAM」と大文字を使い、迷惑メールのスパムは「spam」と言う風に小文字を使ってくれとのこと。
さて、このランチョンミートですが、アメリカの味がしてなかなかおいしい。スパムを公認するには、このスパム缶、やはりそれなりに自信があってのことでしょう。
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