[656]テレビのチャンネル

近所にリサイクルのお店があるのですが、ここにいると1日飽きません。テレビなんか山積みですが、一番いい場所に鎮座しているのがダイヤル式のチャンネルを持ったテレビ。「映ります」とか書いてありましたが本当かな?ちなみにお値段は3000円。

テレビのチャンネルは通常1、3、4、6、8、10、12となっています。これは2とか5のチャンネルを使うと、アナログな周波数の関係で、隣の局の放送が入って干渉してしまうのでわざとあけてあります。ちなみに3チャンネルと4チャンネルは隣同士でも周波数帯が離れているので問題ないそうです。

ケーブルテレビが接続されている住宅では、1チャンネルから12チャンネルまで全部見れたりします。5チャンネルなどローカルな地元の局が番組をやっていて、近所のおばさんがスーパーで買い物しているのが映ってたりすることがあります。近所の学校の運動会を中継することもあります。地元密着型も結構楽しいものです。

テレビのアンテナを見てください。素子が10個くらい並んでいますが、この素子と素子の間が電波の波長になっています。30cmくらいでしょうか。NHKは短く東京12チャンネルは長いです。この帯域をVHFといいます。このVHF帯域より波長が長いのがFM帯域です。波長が長いので、アンテナの素子と素子の間隔が大きく、その為FMアンテナは大きく重たいです。

VHFより波長が短いのがUHFです。関東ですと、千葉テレビ、テレビ神奈川が見られます。波長が短いので、アンテナも素子と素子の間隔が短く小型です。

BS放送の場合、チャンネルは1、3、5、7、9、11、13、15の8つがありますが、これはお隣韓国との割り当てでそうなっているのです。日本は奇数ですが韓国は偶数で同じように8つのチャンネルあります。衛星放送の場合は隣り合っていても電波を送る方式が違うので、隣り合っても干渉することはないのですが、一応韓国とはそういう取り決めになっているのですね。

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