[790]脳内媚薬
恋愛は人類はじまって以来の永遠のテーマと誰しも考えがちですが、じつはそうでもないという研究結果が出ています。
脳内にある種の物質が分泌されると、それだけで好きでもない相手と恋に陥ることができる、ということらしいのです。つまり思ったより単純な生き物なんですね、人間というのは。
脳内で作られる物質は簡単にいえば覚せい剤。これは別名「恋の媚薬」ともいわれているものです。人間は脳内にこれを製造する工場を持っていて、これを稼動させる相手にめぐり合うと工場は媚薬を製造し、相手と恋愛関係に落ちるというわけ。そしてこのシナリオを仕組んだのはDNA。DNAは秘密裏に脳の働きかけ脳内媚薬の製造権を支配しているのです。
覚せい剤を使うと、好きでもない相手とのSEXでも快感を得られるといいます。目の前の相手がよぼよぼのじいさんでもハゲオヤジでも関係無く恋に陥る。だから覚せい剤はどんな相手とでもSEXをしなくてはならない売春とか各種アングラパーティーに使われるのです。
この脳内媚薬は「トキメキ」があるとたくさん分泌されるとのこと。トキメいているときは一生懸命にSEXするし、相手を大事にします。ところが、人間というのは悲しいかなトキメキは薄れるようにできています。そうすると脳内媚薬は分泌しなくなるのでSEXしなくなったりします。夫婦を長年続けているとこうなることが多いようです。
そこに新しく脳内媚薬を分泌させるような相手が現れると脳内媚薬が分泌され、俄然元気になってしまう。これが浮気心です。というわけで、人間は好むと好まざるとに関わらず、結局DNAに支配されているのです。
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