Fスケールはブリチアルディキーを押さえたままで
今の先生についての初めてのレッスン。
そこで現在の腕前を見るためか、Fのスケールをやってみて、と。
ファソラシド~とやった後に、
そのシ(B♭)はそう教わった?と。
左手人差し指(Cキー)と親指(Bキー)を押さえ、右手は人差し指でFキーを押さえるやり方。
そのやり方よりも、Fスケールをやるときはブリチアルディキーを押さえたままやると楽よ、とのこと。
な、なるほど~!
ジャズのスタンダードなどはFスケールの曲が多いので、Fの曲は最初からブリチアルディキーを押さえたまま演奏に入るほうがしっくり来る。
で、調べてみると、このブリチアルディキーを押さえたB♭は音響的にも正しいとのこと。
B♭のもう一つの方法はAisレバーを使う方法。
曲によってはブリチアルディキーを押さえたままだとまずい場合もあるので、その場合は左手Fの代わりにAisレバーを押す。
これも音響的には正しい。
ブリチアルディキーを使うかAisレバーを使うかは曲によって切り替える。
ここらは慣れが必要かも。
しかし練習を重ねているうちに、最初のFキーを押さえるB♭はほとんど使わなくなった昨今です。
ちなみに、ブリチアルディキーを押さえてスタートする曲はFだけでなく、E♭の曲、B♭の曲などフラット系の曲も同様にすると楽。
曲によってはB♭とBが頻繁に出てくる場合があり、その場合は左手の親指をBキー←→ブリチアルディキーとずらす必要が出てきますが、この指使いはあまりよろしくないらしい。
しかし、ジャズフルート奏者に聞くと、よくないといいつつ自分はガンガンやっているとのこと。
なるほど~
Youtube 動画から
ブリチアルディキーとは:立花雅和フルート講座 Vol.53
※ご参考
briccialdi-key 伊 ブリッチャルディ・キー
イタリアのフルート奏者 Giulio Briccialdi(1818~1881)が、フラット系曲の演奏を容易にするために考案したキー。左親指が当たるクラブ状のキー。