先日のパリ地下鉄閉じ込められ事件に継いでまたまたとんでもないハプニング、私的には「とんでもハップン」が起きた。舞台はチューリッヒ空港。厄年でもないのになぜ???
突然の出張決定だった上に目的地のバルセロナではパリに継いでの見本市にあたってしまったので飛行機もホテルもほぼ完売。頼るのはネットでのラストミニットのチケット購入。いろいろと見比べて一番安いフライトが調達出来た。ここまでは良し。しかし、パリを早朝に出るのにチューリッヒからバルセロナへの乗り換え便は夕方までない。
待つこと7時間、やっと乗れると思い搭乗ゲートに向かうと、朝から降り続ける雪のために出発が更に1時間半ほど遅れるという。実際はその30分後に搭乗する予定の便はもとより、夕方以降の便の大半がキャンセルとなる。大変なのはそれから。何十本の便が同時欠航だから予約カウンターに人の大波が押し寄せる。
次の可能な便に乗せてもらうにはカウンターで最予約をしなければならない。人で作る大むかでの尾っぽに私も並び、最初は周囲の人たちとにこやかにぺちゃくってましたが、3時間を過ぎた頃から足がしびれだし、みんなも顔に笑みが消えてきた。ちょっとでも気を許すとすぐに割り込んで来るし、その上カウンターの対応が驚異的に「のろい」ちんたら、ちんたら乗客の振り替え作業をしている。だから一人に対して15分?20分も掛けて気が遠くなる。
欠航の案内が出てすぐに並んだのは午後6時、実際に私が振替便の切符を手にしたのは午前2時、その間8時間。自分でも今更ながらに火事場の馬鹿力を怖いと思ったのは、この8時間の間、水やトイレにと列を離れることなく、ただじっと立って待っていたこと。切符を手にした頃は意識ももうろうとしていました。前日徹夜で仕事をして、チューリッヒに着いてからも空港内の電源が取れるところでこの通信局を書いていたりしたものですから。教訓、フライトの前は十分な睡眠を取ろう。
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夢路とみこ