アヴィニヨンの魅力はそこに住んでいる人でないと上手く語れません。行く度に新しい発見があり書いても書いても沸き起こる感動のため数ある選択肢の中からこれぞというものをご紹介。
この町がフランスにおけるバチカンでありカトリック教徒の総本山である事から様々な宗教文化が生まれ、慣習が育まれて来た話しはパレ・ド・パープに行くと分ります。日本語のオーディオガイドを片手に正味一時間の自由見学を楽しみテラスからの絶景を楽しんで下さい。パレのお土産コーナーにはワインの有料試飲コーナーがあるので是非お試しあれ。
パレの横脇から続く坂道を登れば中央に噴水のあるカフェテラスがあり、人ごみを離れて一息つくなら快適な場所です。カフェの側には小さいながらにもプロバンスハーブのミニミニガーデンがあります。ここから眺めるローヌ川は素晴らしく、童謡「アヴィニヨンの橋の上で」のサン・ベネ橋もここからなら見えます。
毎週火曜日ならうちの会社の船、プロバンス号が停泊しています。船首にシェフとエスカルゴのロゴマーク入り社旗とECの旗がある船がそれです。これからの観光シーズンもしかしたら私が乗船している事もあるかもしれません。大声で日本語をまくし立てるクルーがいたらきっと私でしょう。
[025]オランダ その3
ドイツ、スイスからはユーロシティ、ベルギーを経由してフランスからタリス、そしてオランダ各地を行く在来線が忙しく出入りするアムスの駅は国際駅だけあってその構内には様々な売店とレストラン、カフェがあり乗り継ぎ時間の暇つぶしに困りません。駅の後ろは港、商業船もあれば観光船、ホテルバージさえも碇泊。
私の住むディジョンの駅は小さいので構内のキオスクを覗いても、カフェでお茶しても時間を持て余すばかり。でも、市内繁華街まで行くのにアムスのようにトラムやバスを利用する事無く駅前のロータリーを歩けば10分で行けるというのが我が愛すべき町、ディジョンの魅力でもあるのですが。
アムステルダム駅の2番線ホームは旅行者にとって重要な場所です。そこには観光局があり、地図からお土産品まで勢揃い。有料だけどトイレもあればシャワーもあります。お茶をするカフェやスピーディな食事のためのビュッフェレストラン、バーガーキングからエレガントな時間が過ごせるシックなレストランもあります。頼めば英語のメニューも出してくれます。